盗撮、盗聴を発見したら?適切な対処法を解説します
誰にでも起こりうる盗聴、盗撮被害。実際に身の回りで起こってしまった時、どのような対処ができるのでしょうか。発見したのはいいけど、その後どうしたらいいのか。いまいちわからないですよね。
まずは、機器の特定をするわけですが犯人探しよりもまず大事なことがあるのです。
この記事では、盗聴、盗撮を発見した時にどうしたらいいのか?適切な対処方法から自力で盗聴器や盗撮機を探す方法、犯人を追及する時の方法など網羅的な記事となっています。
解決方法の提案ができるかもしれません。盗聴、盗撮について心当たりがある方はぜひ御覧ください。
身近にあるかもしれない盗撮、盗聴を発見したら?
特に若い女性の身の回りに起こりやすい盗撮、盗聴被害ですが、実際身の回りに起こったらどうしましょう?まずは起こってしまったことにどう対処するか?を考えてみましょう。
まず落ち着く
とりあえずは、まず落ち着くことです。ここから始めましょう。起こってしまった事はしょうがありません。気が動転してしまうと自分でも理解できないような行動をとってしまうものです。
すぐに機器を外したり、発見したことを口に出したりすると犯人を刺激してしまうのでとりあえずそのままにしておくことが大事です。
とりあえず落ち着いて、機器への対処を行い、次の行動について考えてみましょう。
要因を考えてみる
機器を発見後、落ち着いて機器の取り外しを終えたら犯人について考えてみましょう。犯人を考えるには、客観視することが大事です。これはないだろう、という考え方を除外する必要があります。
なぜなら、犯人は身内であるケースが多いからです。状況から考えて設置できる人を割り出すなど、冷静になって犯人を割り出していきましょう。
警察に被害届を出す
盗聴器を外すときや外してからは警察に助けてもらうのが望ましいです。
犯人の目的がストーカーや空き巣だったとしたら、盗聴器の外し方によっては相手がより過激な行動に出るかもしれないからです。
設置の目的が離婚や浮気の調査のケースは、当事者同士の話し合いで解決しようとすると余計におかしくなってしまうかもしれません。盗聴器を発見して心当たりがある場合は警察に相談しましょう。
被害の実例
盗聴、盗撮被害には様々な実例があります。ここでは、よくある一般的な実例を取り上げてみたいと思います。
転居の時に盗聴器を設置
特定の人に向けてというよりは、不特定多数の人に向けた愉快犯による犯行です。手口はシンプルで転居する時に盗聴器を仕掛けて行く、といったものです。盗聴器はとても精巧にできており、簡単に見つからないようになっています。しばらくの間は、仕掛けた犯人は興味本位で楽しみますが、しばらくすると飽きて忘れてしまいます。
その後、偶然電波を拾った別の盗聴マニアが盗聴を始め、様々な人から盗聴されてしまうことが実際に起こります。これは立派な犯罪行為ではありますが、現行では罰する法律がないのが実情です。
進化する盗撮器
最近の盗撮器はかなり進化していて、一般の人だとひと目みただけではまずわからないように仕上がっています。明確な販売理由はわからないのですが、そのような盗撮にも使える機器がAmazonや楽天で当たり前に販売されています。
誰でも簡単に買うことができ、スマホから遠隔操作で撮影することができます。置き時計、モバイルバッテリー、ボールペン、電球など、日用雑貨品に似せて作られたものがメインとなっており、贈答品にまぎれて贈られるわけです。
困った世の中になってしまいましたが、その反面、高性能な盗聴、盗撮器の発見器も売られていますのでこのような機器で対抗していくしかありません。
被害を解決するには
盗撮や盗聴の被害を解決するには、自分でできることをやる、プロの探偵などの頼むという2つの方法が考えられます。
自力でできることは?
基本的に完全解決に向けて、全て自分で行うことは難しくなっています。探偵事務所に頼む前の下準備として自力でできることを3点挙げてみたいと思います。
目視での探し方
目視は簡単に取り掛かることができますがツールが自分の目になりますので、難易度は高いです。
盗聴器のありそうな場所を目視で一つずつ確認していきます。ぬいぐるみの中や壁掛け時計の裏などですね。最近の盗聴器や盗撮器は精巧なものが多いので、目視だけでの調査は正直厳しいものとなりそうです。
盗聴発見器を使う
盗聴発見器は主に広帯域受信機を使って探します。小型なものから大型のものまであり、正しい使い方により素人でも通信機を発見することができます。機械の選び方は目的や広さに応じた選び方が必要です。
事前に大まかな目処を立てて探してみるのがよろしいかと思います。
防犯カメラの設置
防犯カメラは泥棒やいたずら対策と思われがちですが、盗聴や盗撮の犯人特定にも役立ちます。盗撮や盗聴の犯人は機器の調整や聞き取りのために近隣に現れる可能性が高いです。昨今の防犯カメラは性能も向上しており、犯人の特定に大いに役立つことでしょう。
防犯対策にも有効なので、設置しておいて損はないツールです。
プロに頼む
明らかにおかしいと感じたらプロの探偵事務所や盗聴、盗撮の専門業者に任せましょう。依頼する時に気をつける点は、盗聴や盗撮の問題解決の実績があるかないか、ここです。盗聴、盗撮器の発見にはある程度のノウハウが必要です。
ツールを使うにしても、適切な周波数で探さないと見つけることもままならないですよね。発見した後の対処法も含めて、専門家のほうが頼りになります。盗聴、盗撮は深刻な被害に発展する可能性もありますので早めに対処していきましょう。
盗撮、盗聴は犯罪のサインです。速やかに対処しましょう
愉快犯は直接の犯罪につながる可能性は低いかもしれませんが、特定の人を狙っての盗聴、盗撮はストーカー被害などを経て、犯罪につながる恐れがあります。機器の発見は、深刻な犯罪につながるサインと考えてもいいでしょう。
何となく気になるようであれば、気まぐれでも自分の部屋に盗聴器が設置されていないか、調べてみるのもいいかもしれません。転ばぬ先の杖という言葉もありますし、注意しておくに越したことはありません。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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