【結婚詐欺】被害を防ぐための対策と一般的な手口を解説します!
結婚する意志がないにも関わらず結婚をほのめかし、ターゲットから金銭や財産を巻き上げるのが結婚詐欺です。
インターネットの普及に伴って以前よりも気軽に男女が出会うチャンスは増え、結婚詐欺師による被害も依然として続いています。
警察が把握している詐欺被害件数は氷山の一角といわれていることからも、多くの人が被害に遭っていることが分かりますね。
今回は結婚詐欺被害を防ぐための対策法を、一般的な手口と一緒に解説します。
結婚詐欺被害を防ぐためにできる対策
「まさか自分が被害に遭うはずがない」と思うのは危険です。
実際に被害に遭った人たちの多くは同じように考え、知らずしらずのうちに被害に遭っています。
特にこれから婚活をスタートさせようと思っている人は、これから紹介する対策を頭の中に入れておくと良いでしょう。
身分証明書提示を義務付けている婚活サイトやパーティーに参加する
ほとんどすべての結婚詐欺師は、自分の身元を偽ってターゲットに近づきます。名前や住所、勤務先、実家など、すべてのことにおいて偽っていることでしょう。
そのため婚活サイトや婚活パーティーに参加をする場合、身分証明書の提示を義務付けているところを選ぶのが効果的です。
もちろん100%詐欺師がいないわけではありません。中には身分証明書を偽造した上で参加している詐欺師もいます。
身分証明書を義務付けている=絶対安心ではありませんが、ある程度の詐欺被害に遭うリスクは減らすことができるでしょう。
勤務先についての情報を詳しく尋ねる
婚活サイトや婚活パーティーで良い人が見つかったら、相手の勤務先についての情報を詳しく尋ねてみましょう。
特に男性詐欺師の場合、医師や弁護士、外資系企業勤務などの高スペックな職業を偽るケースが少なくありません。
会社名や部署名、役職、所在地、どのくらい勤務しているのか、具体的な仕事内容などを細かく聞いてみてください。
質問をはぐらかそうとしたり、誰でも分かるような一般的なことばかり返答したりすれば、疑った方が良いかもしれません。
また名刺を要求するのも良いですね。ある程度の職業に就いているにも関わらず、名刺を持っていないのは少し引っかかります。
早急に交際をスタートさせない
詐欺師の多くは出会ってから早急に交際をスタートさせようとします。身元が知られる前に、なるべく早く財産を奪い取って逃げたいからですね。
被害者のほとんどは「運命の人だ!」と感じて早急に交際をスタートさせますが、非常に危険です。
どれほど理想の相手が現れても、そしてどれほど相手から熱烈な交際アプローチを受けたとしても、交際スタートには慎重になりましょう。
何度かデートを重ねた上で、相手のことをしっかり理解してから交際に踏み切るようにしてください。
もし相手が詐欺師だった場合、なかなか交際がスタートできないと分かると、諦めて去っていくことあるでしょう。
友人や家族に相談をしてみる
相手が理想のパートナー像であればあるほど、客観的に物事を見られなくなってしまいます。もしあなたの友人が同じような状況にいれば、「ちょっと話しが上手くいきすぎてない?」と判断できるようなことでも、いざ自分の身になると判断ができなくなってしまうでしょう。
友人や家族に相談をしてみてください。どのような人物でどのような職業に就いている人なのかを伝えて、客観的にどうなのかアドバイスともらうと安心ですね。
結婚前の金銭要求には注意する
結婚詐欺師や結婚をエサにして、結婚前に金銭の要求をしてきます。
何かしらもっともな理由を付けてきますが、結婚前にお金の貸し借りを恋人間で行うのはあまり普通ではありません。例え少額であったとしてもです。
もちろんすべてのケースが結婚詐欺とはいえませんが、もし結婚前に金銭要求をされた場合は注意しましょう。
一緒に写真撮影をしてみる
最後は相手と一緒に写真撮影をしてみることです。
詐欺師は写真やビデオに自身の姿を撮られることを極端に嫌がります。詐欺行為を働いた後、身元特定となる材料になるためですね。
そのため「一緒に写真を撮ろう!」などと相手に写真撮影を持ちかけてみてください。
詐欺師でなくても写真撮影を嫌がる人はいますが、恋人同士なら何枚から撮らせてくれるはずです。
それでも絶対に撮影を嫌がるようであれば、結婚詐欺師を疑って良いかもしれませんね。
結婚詐欺師が用いる一般的な手口
最後に結婚詐欺師が用いる一般的な手口を紹介します。
理想の相手を演じて婚活サイトや婚活パーティーに出現する
手っ取り早く結婚を望んでいる相手を探すために、婚活サイトや婚活パーティーに出現します。
ターゲットを定めたら会話の中からターゲットの理想の相手を聞き出し、演じます。
早急に交際をスタートさせる
最高の第一印象をつかんだら、時間を置くことなく交際をスタートさせます。交際開始後も理想の相手を演じ続け、ターゲットの心を一気に引き付けるでしょう。
男性詐欺師の場合は外車で迎えに来て高級レストランで食事をしたり、女性詐欺師の場合は手作りの弁当を作って来たりすることも少なくありません。
金銭の要求が始まる
突然金銭の要求が始まります。
「事業に失敗してしまった」「新しくビジネスを立ち上げることになった」「親の手術費用が必要」など、何かしらの理由を付けてくるでしょう。
いずれも「落ち着いたら結婚できる」と、結婚をエサにしているのがポイントです。
金銭を受け取ったら姿を消す
詐欺師の要求通りに金銭を渡すと、あっという間に姿を消します。
名前や住所、電話番号、勤務先、実家の住所などはすべてデタラメなので、居所をつかむことは非常に困難。
SNSアカウントも消去されているため連絡は取れません。
まとめ
結婚詐欺の被害に遭わないためには事前に手口を理解して、対策をしておくことが大切です。
身分証明書提示を義務付けている婚活サイトや婚活パーティーに参加する、早急に交際を始めない、知人や家族に相談をするなど、いくつかの点に気を付けるだけで被害に遭う確率はグッと低くなります。
今回紹介した対策法を参考にしながら、素敵なパートナーを見つけてくださいね。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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