子供がいじめられた!親が取るべき対応を徹底解説します
形態は変わったとしても、いつの時代も付きまとうのが子供のいじめです。最初は軽い気持ちで行われていたいじめが、徐々にエスカレートして取り返しの付かない結果を招くことも珍しいことではありません。
親としてもし子供がいじめられたとしたら、どのような対応を取れば良いのでしょうか。適切な対応次第で、子供をいじめの被害から守れるようになりますよ。
今回は子供がいじめに遭った際に、親が取るべき対応について徹底解説します。
子供のいじめを放置してはいけない理由
どのような年代の子供であっても、いじめが分かったら放置してはいけません。
「子供同士の問題だから、大人が出るべきではない」「特に何も対策をしなくても、そのうち収まるだろう」などと思うのは大間違いです。
いじめをする子供は、いじめの行為が被害者にどのような傷を与えているのか、そしてどのような結果を招く恐れがあるのかをイメージできません。
そのためいじめ行為は延々と続き、内容に満足できなくなるとエスカレートしていく恐れもあります。
いじめの内容が過激になればなるほど、被害者にとっては大きな痛手となり、最悪の場合では自死に至る可能性もあるでしょう。
子供のいじめにどう気が付けばよい?家庭で気を付けたいポイント
一般的に多くの子供はいじめられている事実を、親に伝えようとしません。恥ずかしい気持ちや認めたくない気持ち、そして親に迷惑をかけたくない気持ちなど、さまざまな理由が考えられます。
そのため親の方から積極的に子供のいじめを感知する必要があるのですね。
子供のいじめにどう気が付けばよいのか、家庭で気を付けたいポイントを見ていきましょう。
元気がない、または反対に急に明るくなった
いままでは明るくておしゃべり好きだったのに、あるときから急に元気がなくなり、口数が減ってしまった場合、いじめを受けている可能性があります。
表情の変化にとぼしく、ボーっとしている、好きなテレビ番組を見ても笑うことがなくなったなどです。
また反対に急に明るくなった場合も、いじめが原因となっているかもしれません。自分の暗い気持ちをだまし、親に心配をかけないためにわざと明るく振る舞っているのです。
常にイライラしている
常に何かに対してイライラしている様子で、ささいなことに対して怒りやすくなるケースもあります。
いつもなら素直に聞く親の言葉に対しても、反抗的な態度を取ります。
食欲がなくなった
気持ちが落ち込んでいると、誰でも食欲が低下するものです。目に見えて食事量が減った場合、いじめの可能性を疑いましょう。
学校や友達の話題を避けたがる
いじめを受けている子供にとって、一番聞かれたくないのが学校や友達のことです。
学校や友達のことを聞いたときに、「別に」「何もないよ」などはぐらかすことが多いようであれば要注意ですね。
学校に行きたがらない
体調不良などを理由にして学校へ行きたがらないのは、子供からのSOSかもしれません。
また学校へ行ったとしても、早退する回数が増えたら注意が必要です。
子供がいじめられた!親として取るべき正しい対応
もし子供のいじめが発覚したら、親としてはどのような対応を取れば良いのでしょうか。適切に対応することで、子供をいじめから守ることができるでしょう。
主な正しい対応を紹介します。
親はいつでも味方であることを伝える
いじめに遭っている子供は孤独です。一人でいじめと闘っています。
まず親はいつでも味方であることを伝えましょう。一人ではないと知るだけで、子供の気持ちはずいぶん救われるものです。
「何があっても味方だよ」「絶対に守るから安心して」など、しっかりと言葉で伝えてあげてください。
無理に登校させない
「いじめに屈してはダメ」と思って、子供を無理に登校させるのは止めましょう。子供にとっては大きな負担なり、精神的なダメージは深刻化してしまいます。
気持ちが落ち着くまで、またはいじめの状況が改善するまでは、しばらく学校を休ませても問題ありません。
子供の精神的ケアが第一です。
学校にいじめの相談をする
いじめが同じ学校に通っている友人などから行われている場合、解決するべき機関は学校です。まずは担任の先生に相談をしてみましょう。
いきなり学校に押しかけるのではなく、事前にアポイントを取って訪問するようにしてください。しっかりと相談の時間を作ってもらうだけでなく、あなたの印象を悪くしないためでもあります。
自分の子供がいじめられていると、つい感情的になってしまいがちですが、なるべく冷静に話しをするように心がけましょう。先生は敵ではありません。
学校が積極的にいじめ対応に取り組んでくれない場合
学校に相談したにも関わらず、積極的に対応をしてくれない様子だった場合はどうすれば良いのでしょうか。
1つ目の有効な手段は、いじめの記録や証拠を提出することです。子供から「いつ」「誰から」「どのようないじめを受けたのか」を聞き取り、メモ書きに残しておきましょう。
また暴行を受けた傷や持ち物の破損などがあれば、写真に撮っておくことも有効ですね。
探偵事務所へ調査を依頼する方法もあります。学校外でいじめを受けている現場を、写真や動画に残してくれます。得られた証拠を学校に提出すれば、これまでよりは積極的に動いてくれるでしょう。
2つ目の手段は教育委員会などの、外部機関に相談することです。特に教育委員会は学校を統括している機関でもあるため、子供が通っている学校に何かしらの新しいアクションを起こしてくれるかもしれません。
まとめ
子供のいじめに気が付いたらそのまま放置せずに、なるべく早く対応をしましょう。
まず親は子供の味方であることを伝えて安心させてください。そして無理に学校に通わせる必要はありません。子供の心のケアを第一に考えて、必要であれば自宅でゆっくりと休ませてあげましょう。
いじめ問題解決の中心機関は学校です。しかしもし積極的な対応を望めないようなら、いじめの記録や証拠を提出したり、教育委員会などの外部機関に相談したりすることも考えてみると良いですね。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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