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探偵コラム

ストーカー問題の解決に話し合いは有効?ポイントと一緒に解説します

「何度もしつこく電話やメッセージを送ってくる」「帰り道に待ち伏せをされる」「職場まで尋ねてくる」など、特定の人に強い執着心を持ってしつこく付きまとうのがストーカーです。

ストーキング被害に対して何も手を講じないと次第に内容がエスカレートし、大きな事件を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。できるだけ早く問題を解決するのが理想です。解決法はさまざまですが、話し合いで問題を収束させることはできるのでしょうか?

今回はストーカー問題の解決に話し合いは有効なのか、話し合いをする際のポイントと一緒に解説します。

ストーカーが諦めるのを待つのは効果がない

付きまといやしつこい連絡などの行為が始まっても、「何も反応しなければ、いつか諦めるだろう」と構えるのは多くのケースでNGです。

そもそもストーカーは正しく現実を認識し、正しく判断をする力を失っています。「彼女は自分のことを好きに違いない」「私にはもう彼しか考えられない」など、一種の妄想を抱いていることが少なくありません。また頭では良くないことと理解していても、行動を止めることができない人もいます。

正常な認識力・判断力を失っている、または行動を自制できないストーカーに対して、何もしないで待っているのは逆効果。相手には何も伝わらず、「もっと頑張れば相手に通じるのではないか」と行為をエスカレートさせる要因になりかねないのです。

無視や拒否、攻撃は相手を逆上させるリスクがある

ストーカーからのしつこい付きまといや嫌がらせが続くと、無視や拒否、さらには非難などの攻撃をしたくなるでしょう。しかし、これらの行為には注意しなければいけません。

無視や拒否、攻撃といった方法は力が強く、相手との摩擦を生みやすいもの。人によっては強く傷つくだけでなく、「プライドを傷つけられた」「拒絶された」と感じて逆上するかもしれないのです。

状況やタイミングによっては無視や拒否、攻撃なども有効となりますが、リスクがあることも理解しておきましょう。

お互いに穏便に解決するには話し合いが理想

相手を刺激せず、こちらも最小限の心労でストーカー問題を解決できる理想の方法が話し合いです。

あなたの気持ちや考えを伝えないまま無視や拒否をしてしまうと、正常な判断ができないストーカーは妄想を膨らませていきます。「彼女は照れているのだ」「たまたまご機嫌ななめだったんだな」など、問題の解決には至りません。

まずは顔を合わせて相手にあなたの気持ちや考え、そしてストーカー行為を止めてもらいたいことを伝えましょう。

もちろん話し合いだけで問題が解決するに越したことはありません。中には話し合いで解決に至らないこともあるでしょう。しかし仮に解決がしなかったとしても気持ちを伝えた上で、無視や拒否などの次の解決ステップに移った方が安全、かつ効果的なのです。

ストーカーと話し合いをする際のポイント3つ

ストーカーと話し合いをする際には、いくつか気を付けておかなければいけないことがあります。主なポイント3つを見ていきましょう。

2人きりでは絶対に会わない

1つ目のポイントは、相手と2人きりでは絶対に会わないことです。特に密室で2人きりになることは避けましょう。

2人きりになると、さまざまなリスクが生じます。相手が男性の場合は逆上して暴力をふるわれるかもしれません。また相手が女性だと性被害にあったなど、言われぬ罪を着せられる可能性があります。

ストーカーと会って話し合いをする際は、必ず第三者に同席してもらってください。できれば相手が従わざるを得ないような人が良いですね。相手の親や家族、会社の上司、学校の先生などが理想です。

どうしても第三者の同席が難しい場合は、人混みで話し合いをしましょう。周囲に人がいる環境であれば、何かあった際に助けを求められます。カフェやレストラン、公園などが良いですね。

攻撃的な言葉をかけたり、感情的になったりしない

話し合いをする際は攻撃的な言葉をかけたり、感情的になったりしないようにしましょう。嫌がらせが長く続くと気持ちも疲弊し、つい相手に怒りの感情をぶつけたくなります。しかし厳禁です。

怒りを相手にぶつけてしまうと、相手の感情も強く刺激する可能性があります。逆恨みや暴力行為を引き起こしたり、ストーキング行為がますますエスカレートしたりするリスクもあるのです。

話し合いをする際は感情的にならずに冷静を保ち、淡々と言いたいことを伝えるように心がけてください。

嫌がらせ行為を止めてほしい旨を伝える

最後のポイントが、嫌がらせ行為を止めてほしい旨をはっきり伝えることです。付きまといや待ち伏せ、電話、メッセージなどに迷惑をしていること、止めてほしいと伝えましょう。

注意したいのが気持ち悪いとは絶対に言わないこと。気持ち悪いと言われると相手は傷つき、逆上するかもしれません。端的に「迷惑なので止めてほしい」と伝えるだけでOKです。

また会話の内容は録音をしておきましょう。相手が脅迫をしてきた内容や、もう嫌がらせはしないと発言した内容などを録音しておけば、後々の証拠品となります。

それでも嫌がらせが止まらなかったら

話し合いで嫌がらせをしないと約束を取りつけたにも関わらず、依然として行為が続くこともあるでしょう。その場合は警察に相談をしましょう。しかし可能であれば警察に行く前に、嫌がらせの証拠を集めておくと、話しがスムーズに進みます。

待ち伏せや尾行されている現場の写真や送られてきたメッセージのスクリーンショット、相手から送られてきたプレゼントや手紙など、証拠となるものを集めておいてください。

ストーカー調査を専門としている探偵事務所であれば、嫌がらせ行為の証拠品を確実に集めてくれるでしょう。ストーカーへの対応法などもアドバイスしてくれるので安全、かつ確実に対策を講じたい人におすすめです。

まとめ

日常の生活を突然おびやかすことになるストーカーの存在。被害を受けるようになったらそのままにせず、早めに適切な対処を取ることが大切ですね。

一番の理想は話し合いでの解決です。お互いに大きく疲弊せず、安全に終わらせることができます。

話し合いをする際は2人きりでは会わない、感情的にならない、そして嫌がらせ行為を止めてほしいとはっきり伝えることが重要です。

話し合いをしても行為が収まらない場合、証拠を集めて警察へ相談をしましょう。探偵事務所でも証拠の収集をしてくれます。相談は無料で行えるところもあるので、気になった人は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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