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探偵コラム

探偵が考える恋愛とストーカーの境界線とは

探偵が考える!恋とストーカーは紙一重?

ストーカー規制法が成立して、何年も経ちましたが、いまだにストーカー被害は減らず、探偵事務所や興信所の依頼でも多くご依頼がくる案件です。

今の世の中、社内恋愛や学内恋愛もセクハラ問題と絡み、非常に恋愛事情が厳しくなってきているというのは実感できるところでしょう。

ですが、人間が生きている以上、恋愛は避けては通れない感情です。

今回は探偵が考える恋愛とストーカーの境界線についてご紹介していきましょう。

探偵が見た恋とストーカーの違い

とストーカーの違い

探偵が実際ストーカー被害の対策を依頼されて見てきた恋とストーカーの違いについて見ていきましょう。

恋とストーカーの大きな違いとは?

恋とストーカーの大きな違いは、「相手の感情を優先するか」、「自分の感情を優先するか」でしょう。

相手の感情を優先するのが恋愛。

自分の感情を優先するのがストーカーでしょう。

相手の立場や置かれている現状を考えながら、デートに誘ったり連絡を取り合ったりするのが普通なのではないでしょうか。

デートに誘い断られても、今は忙しかったり都合が悪かったり、もしかしたら脈がないかもなと、相手の状況を思い測るのが普通の対応です。

メールやSNSなどで連絡しても返事がこないこともあるでしょう。

忙しいのかなとか、返信忘れているのかななど。

相手のことを想像して、自分の気持ちを抑えていくのが普通の恋愛なのではないでしょうか。

ですが、ストーカーとなると、話が変わってきます。

ストーカーの場合、デートに誘って乗ってこない場合は、相手の状況などではなく、自分の感情を優先してくのが特徴です。

「誘ってこないのは相手が悪い。何度もがんがん誘おう」。

「きっと好きすぎて戸惑っているんだ。ガンガン誘おう」など。

相手の立場ではなく、自分の感情優先で強い思い込みを伴って行動していくのが特徴です。

メールやメッセージでの連絡を何通も送ればきっと読んでくれるし、多く送れば送るほど自分の気持ちは伝わると思い込んでいき、行動がエスカレートしていきます。

恋とストーカーの大きな違いは、相手の立場や状況を考えられるかどうかという点が一番の違いなのではないでしょうか。

強い思い込みでストーカーは行動していきますので、曖昧な対応を取ったり、一人で対応しないようにすることも重要です。

気をつけてください。

恋とストーカーは紙一重?探偵が見てきた実例

ストーカー規制法上の「つきまとい行為」に該当するかどうかが、ストーカーと恋との違いだという考え方もできるでしょう。

ストーカー規制法による「つきまとい行為」には、以下のような項目があります。

・つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつきなど

・監視していると告げる行為

・面会や交際の要求

・乱暴な言動

・無言電話や拒否語の連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNSなど

・汚物などの送付

・名誉を傷つける

・性的羞恥心の侵害

(以上、警視庁HP「ストーカー規制法」より)

この項目に該当したつきまとい行為を執拗に繰り返した場合、ストーカー規制法で罰せられてしまうでしょう。

一度でも上記の項目の行為をしただけで、警告を受けることも多くなってきています。

どのような行為がつきまとい行為としてシロなのかクロなのかについて、様々な事例を見ていきましょう。

連絡先を相手に渡す

気になる方に連絡先を一方的に渡す行為は、つきまとい行為になりません。

ですが、返信がないにもかかわらず、しつこく何度も渡すということになると、つきまとい行為になる可能性もあるので気をつけてください。

知人に頼んで相手の連絡先を入手する

知人に頼んで相手の連絡先を入手するのもつきまとい行為にならないです。

ですが、相手に教えても良いか確認してもらってから、教えてもらう方が、トラブルは少ないですし、印象が良いのは否めないでしょう。

知人に頼んで相手の連絡先を知る行為だけではつきまとい行為にはなりませんが、相手の立場になって考えるとあまり良いものではないのではないでしょうか。

 SNSなどブロックされているのに連絡を繰り返す

電話やSNS、メールがブロックされているのにもかかわらず、相手に連絡を取ろうとしつこく何度も様々な方向から連絡を取ろうとした場合、つきまとい行為に該当します。

ですので、着信を拒否されている場合には潔く諦める方が良いでしょう。

ブロックされている時点で脈はありません。

相手からの返信がないのに、メールを一方的に大量に送る

相手からの返信がない場合にメールや電話、SNS上から一方的に連絡を出し続ける行為は、つきまとい行為に該当します。

相手から返信がない場合には忙しいということだけではなく、脈がないという場合もあるでしょう。

気になる方からの返信がなく辛い気持ちには同情しますが、しつこく繰り返し何度も連絡したところで、状況が改善されることはないでしょう。

しつこく一方的に連絡し続けるのはやめた方が良いです。

相手の職場や立ち寄り先で待ち伏せする

相手の職場や立ち寄り先で待ち伏せをしたり、待ち伏せを繰り返したりする行為はつきまとい行為としてみなされます。

交際もしていないのに、待ち伏せをされたら、恐怖としか言いようがありません。

待ち伏せ行為は相手に恐怖感しか与えませんので、行わない方が得策です。

しっかりと付き合えるようになってから待ち合わせた方が、恋する気持ちも盛り上がるでしょう。

まとめ

探偵が考える恋愛とストーカーの境界線について、恋とストーカーの違いや実際の事例も踏まえながらご紹介していきました。

つきまとい行為に該当するような行為を繰り返したり、相手が嫌がっているにもかかわらず行っていったりすることは避けた方が良いでしょう。

自分がストーカー扱いされるだけでなく、ストーカー被害を受けてしまうこともあります。

自分一人で対策していくことは難しいですし、精神的な負担も多いです。

ストーカー対策の経験や実績のある探偵事務所や興信所にストーカー対策を依頼するというのも解決法なのではないでしょうか。

つきまとい行為に該当する行為をしつこく行わず、相手の立場になって考えることで、ストーカーと言われることなく恋心を深めていけるでしょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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