証拠の取れる興信所探偵社 「まごころの調査」でお客様へ安心をお届けします。

探偵コラム

子供が不良に!素行の悪さが目立つ…。子供に対する素行調査とは

最近増えている子供が巻き込まれるトラブル。我が子に限って…と思っておきたいものですが、子供の素行不良が目立つと心配になる親御さんも多いでしょう。離れて暮らしていたり家を空けがちだったりすると、親の目が届かない場所では何をしているのだろうと不安になります。

そんな子供の素行不良は、探偵の調査によって実態を把握することはできます。ただし、探偵を頻繁に利用する方は少ないため「なんとなく信用できない…」と悩む方も多いです。そこで今回は子供に関する探偵調査とは何か、子供を不良かもと悩んだときにやっておきたいことなどをご紹介します。

子供が不良になっている?気になるポイントとは

うちの子が不良になっているかも…。そう思っても「考えすぎ」「うちの子に限ってそれはない」と現実的に確認できていないかもしれません。

家庭によって子供が不良と思う基準は異なりますが、第三者目線から見た気になるポイントをまずは解説します。

帰宅が遅い、家を留守にしがち

子供の帰宅が遅く、常に家を留守にしていると親としては心配してしまいます。ある程度の年齢になれば自分の責任で外出しても構いませんが、家庭内で「行先は決めておく」「〇時までには帰る」といったルールを決めておきましょう。

特に行先を告げずに出て行ってしまうのは、要注意。あまり子供を束縛するべきではありませんが、どこに出かけたのかは知っておいた方が良いと言えます。

服装のテイストが変わった、見た目が派手

いわゆる世間一般から見た不良というのは、見た目が派手で品のない格好をしていることも多いです。ただ、外見だけで「お前は不良だ」と子供を決めつけるのは良くありません。

見た目が派手になったことで考えたいのは、例えばブランド物を身に付けている場合はあまり親としてやって欲しくないアルバイトや交流関係があるのかもしれません。確実に不良とは言えませんが、子供の見た目が変わったのは交際相手や友人関係が影響しているとは言えそうです。こちらも過度に子供を抑制するのではなく、どうしてそうした格好になったのかを考えることが大切です。

子供の交友関係が悪い気がする

子供の素行不良の原因として、第一に友人関係が挙げられます。親としても、素行の悪い子と付き合うようになると自分まで素行が悪くなってしまうことに見覚えがないでしょうか。

多感な子供だからこそ、学校などの限られた集団の中だと友人関係や家族が繋がりのすべてになります。その分影響は強いので、子供が不良になったらまずは友人からチェックしてみると良いでしょう。

ただし、子供は親の思ったようには成長しません。友人関係に口を出すことはできませんし、子供が誰と付き合おうと子供自身の責任です。とはいえ、法律に触れる行為や迷惑行為を友人と一緒になって行っているのであれば、親として正しい生き方に導いてあげなくてはなりません。

子供自身のことを話してくれない

少し前までは派手な格好をして年齢にかかわらず飲酒・喫煙をすれば不良、と素行不良は見た目にも分かりやすいと言われていました。しかし、最近ではネット上で詐欺まがいの行為をする、誹謗中傷を繰り返すといった子供自身が「不良であること」を隠して振る舞う様子がよく見られます。

親としても防ぎたい子供の素行不良ですが、子供が道を踏み外さないためには何でも打ち明けられる家庭は重要なものです。家庭内で秘密ごとは出来る限りせず、なんでも話しやすい雰囲気があると子供を見守れる環境が整います。

子供が不良で心配…。子供に対する素行調査とは

そんな子供の素行不良は、どう対策すればよいのでしょうか。家庭内で指導ができれば最善なのですが「そもそも子供が何かに巻き込まれている様子だけれど、何が起きているのかわからない」と悩む方もいます。

探偵はそうした人間関係のトラブルを調査によって解決のお手伝いをする機関ですが、探偵調査を子供の素行を調べるために利用することも可能です。子供を調べることで、

・子供がいじめや特殊詐欺など、トラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐ

・子供が加害者にならないよう、止めることができる

このような親の行動がとれるようになります。中には警察を介入しないと解決できないトラブルもあるかもしれませんが、実態として何が起きているのかが分かる調査が入っていると解決までスムーズです。

探偵では浮気調査やストーカー調査、人探しなどを行いますが、その調査の基本となるものが素行調査です。名前の通り対象者の素行を調べるものなので、「親が見ていないとき子供が何をしているのか」を調べることができます。

素行調査とは

素行調査とはどういったものなのか、もう少し詳しく解説します。素行調査にはさまざまなものがありますが、今回の場合は子供に対する素行調査。親が見ていないときに子供がどこに出かけて誰と、何をしているのかなどを調べます。また、家出してしまった子供の行方や家元を離れて暮らす子供の下宿先を調べることもあるでしょう。

探偵とはもちろんこれまでの家庭状況を知らない第三者の立場なので、「どうやって調べるの?」と疑問に思うかもしれません。違法な手段で無理やり情報を入手しているのでは、と疑う方もいますが、前提として探偵は法律上でも認められた調査会社です。探偵業法という法律には探偵の調査方法や営業方法、探偵として守らなければならないことがすべて制定されており、この範囲内での活動が義務付けられています。

探偵では調査が終わるとその経過を調査報告書としてまとめますが、これは裁判でも事実の証拠として扱われた判例が残っています。子供のトラブルの場合は素行調査の結果をもとに示談したり子供の素行を注意したりしますが、調査結果があると問題の責任の所在を明らかにしやすくなるというメリットが受けられるでしょう。

素行調査の料金とは

探偵の調査では調査料金が発生します。料金相場は調査によってさまざまで、基本的に調査という特殊性から安い値段ではありません。調査日数にもよりますが、50~100万円かかることもあり、長期間の調査になったり調べる項目が増えたりすると100万円以上する調査もあるでしょう。

また、調査料金は各探偵・興信所に決定権があり、業界全体での基準があるわけでもありません。各探偵によって得意・不得意があるので、調べるエリアや調査目的に合わせて選ぶ必要があります。

調査料金は事前に見積もりができるので、契約前には必ず「どのくらいかかるのか」を調べるようにしましょう。何社か見積もりを取り、予算に合うところを比較検討すると調査料金にも納得したうえで調査できます。

素行調査の事例とは

実際に子供にどう素行調査をするのか、その事例をご紹介します。

連絡が取れない子供を調査した

大学生になり一人暮らしを始めた子供と連絡が取れず、大学に通っているのかマンションにはいるのかどうかを調査したものです。結果として下宿先にはおらず、親には内緒で交際相手と同棲していることが分かり、スマホ料金を支払えないために解約したことが分かりました。このように事件性のない事実が判明することもあるため、調査によって安心できるケースも多いです。

大学の同期から情報をもらい調査した

子供の通う大学の同期から「最近研究室に顔を出していない」「授業にもいない」と連絡をもらったために、事実を調べるべく調査した事例です。他にも親は大学に通っていると思っているにも関わらず、欠席が続くために大学側から連絡を受けた方もいました。

こちらも大学に行かなくなりバイトをしていることが判明。子供は親に近況を報告できずにいたため、親子の誤解が素行調査によって解けたことになります。何もなければ確かにそれでも良いのですが、時には子供と連絡が取れなくなり大きなトラブルに巻き込まれることもあるため、早めの対処が必要です。

夜遅くに出かける子供を調査した

夜遅くになると出かけがちな子供。しかし、行先を聞いても教えてくれず「悪い友達と付き合っているのではないか」と親が心配して、探偵に調査を依頼した例です。結果として子供は犯罪行為に手を染めてはいないものの、友人と駅前をうろうろしており集団で座り込んでいるといった素行不良が見られました。

この結果を親がどう受け止めるか、子供にどう伝えるかは家庭によって異なります。調査を入れたことで子供が傷つくこともあるため、きちんと打ち明けて更生を促すのか、それとなく知っているように話をするのかは親の判断で決めておく必要があります。

家出した子供の居場所を調査した

家出した子供の居場所を調査するのも、素行調査の中に含まれます。この場合はどの程度手掛かりがあるかで調査の成果が左右されるので、子供が行きそうな場所や心当たりなどはすべて探偵側と情報共有するようにしましょう。調査がスムーズに進むと、その分調査料金も抑えることができます。

家出した子供の居場所特定はもちろん、誰かと住んでいたり行動していたりすれば友人関係を調べることも可能です。自宅から離れてしまった子供は親の知らないところでトラブルに巻き込まれることも多いので、明確に家出した事情や行先が分かっている、連絡がまだ取れるといった特別な事情を除き、できる限り早めに行動するのがおすすめです。

子供は不良?親が考えるべきポイントとは

子供の素行不良が目立つときに利用できる探偵調査をご紹介しましたが、できることなら大きなトラブルに発展する前に「家庭内で子供の道を正しく導きたい」と思うはずです。

子供が不良にならないために、最後に親ができることを数々のトラブルを解決してきた探偵の目線でご紹介します。少しの考え方だけで親子関係は変わるかもしれないので、ぜひ参考にしてください。

「自由に育てる」と「放任主義」は違う

子供をきちんと教育してきたつもりなのに、なぜか不良に…。育て方を間違えた、子供に対してもっと厳しくしなくては、と思う方も多いかもしれません。よくある親の間違いなのですが、こういった場合は「子供を自由に育てる」のと「放任主義」を取り違えて認識しているかもしれません。

いくら厳しくしつけしたって、子供は「親の都合が良い子」にしか育ちません。じゃあなんでも許して子供を好きにさせればよいのかというと、これは絶対に違います。大切なのは子供を信用し一人の人間として扱った上で、親としての責任を持つことです。

子供を自由にさせるには、「何かあったら親が問題を解決する」と覚悟が必要です。子供に問題を起こして欲しくないために、厳しく門限やルールを敷き子供をがんじがらめにしていないでしょうか。親としての責任はどこで持つべきなのか、今一度考えて子供と接すると関係性はより良くなります。

交友関係に口出ししない

「あの子は成績が悪いから付き合っちゃだめよ」「お金のない子を家に呼ばないで」など、交友関係に口出しするのは厳禁です。子供の交友関係は確かに素行に繋がりますが、誰と仲良くするかは子供の自由。

ただし、後ほどご紹介しますが、友人関係で問題を起こさない子供の方がうんと少ないです。子供が悩んでいるようなら、親は「私ならこうするけど、あなたはどう考える?」と子供がより良い方向にいけるよう導いてあげることが大切です。

子供が相談してくるまでは口を出さない

つい子供の行動や友人関係に口を出したくなりますが、子供が親に相談するまでは口出ししてはなりません。子供が求めていないアドバイスや時代遅れの意見を押し付けてしまうかもしれないからです。

ただ、口を出す親の本心は「子供が心配だから」ですよね。この気持ちは親なら当然持っているもので、拒絶されるとより親も怒りたくなるかもしれません。子供は親よりも人生経験も少なく未熟です。そのことをバカにすることなく、子供が意見を求めてくるまでは待ち続ける覚悟も必要です。

子供はいつの間にか大きくなるものですが、何歳であろうと子供を信用し決して「子供扱い」しないようにしましょう。適切な親離れ・子離れができると、子供は不良の道ではなく正しく生きていくことができるはずです。

お気軽にご相談ください。

PIO探偵事務所では、様々なお悩みに対応しております。

お気軽にご相談ください。

探偵コラムColumn