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探偵コラム

モラハラ妻に注意!モラハラをする妻への対策、取り戻し方とは

よく聞かれるようになった家庭内でのモラハラ。モラルハラスメントは学校や職場など組織の中で行われるものという認識をする方もいますが、本来なら休まるはずの家庭内で起こる場合もあります。特にモラハラは特別な腕力や体力が必要でないため、男女関係なくモラハラ被害に遭われる方が多いです。

今回はそんな家庭内のモラハラの中でも「妻からモラハラされる」ケースについて解説します。モラハラと理由に妻と離婚できるのか、夫婦関係の取り戻し方や親権の得方などを見ていきましょう。

モラハラの具体例とモラハラ妻の特徴

モラハラとは自覚できるものもあれば、「知らないうちにモラハラが普通になっていた」と呼べるほど通常になっていることもあります。さらにモラハラで気を付けないといけないのは、モラハラをする本人である妻自身の自覚すらないことです。

何となく、「それはモラハラだろう」と相手を止めることがはばかられる夫も多いでしょう。しかし放っておくとどんどん家庭内で居場所を失い、ときには精神的に病んでしまうことも。まずはモラハラの具体例、そこから見えるモラハラ妻の特徴をチェックします。

夫の収入や性格、容姿に厳しく当たる

どんなに頑張っても「収入が低い」「頭が悪いから出世できない」「なんでそんなに不細工なの?」など、即座に直せないようなことに厳しく当たるのはモラハラです。モラハラをする妻側だと妻が専業主婦で家にいて、夫が働きに出るパターンは多いでしょう。頑張って働いていても収入についてチクチク言ってくるのはモラハラ妻の特徴です。

子供に対して「パパみたいになっちゃダメよ」とバカにする

子供は妻と過ごす時間がどうしても長く、夫のいない時にも子供と二人きりになるシーンは多いです。そのときに「パパみたいにならないようにしっかりお勉強しなくちゃ」「パパみたいなお仕事したらダメだよ」とプライドを傷つけることを言い始める妻もいます。

すると子供すら妻側に回り、夫の家庭的立場が脅かされることも。夫の居場所を奪い、追い詰めるようになったら注意が必要です。

夫の家族・友人の悪口を言う

モラハラ気質な方は、モラハラの対象者の周囲でさえ悪く言います。モラハラ妻だと、夫の家族や友人を「あんたのお母さんってそろそろ施設に入らないの?」「夫の実家に帰るのはイヤ」「友達みんな頭悪そうだね」などと言って傷つけます。夫の家族と妻が常に円満である必要性はかならずしもないのかもしれませんが、それでもモラルが破綻している悪口を言い続けるのは普通とはいえません。

すべて夫のせいにする、嘘をつく

すべてを夫のせいにし、「自分の仕事がうまくいかないのも夫のせい」「子供が風邪を引いたのも夫のせい」「今私が疲れているのも夫のせい」と責任を他人になすりつけます。女性は口が達者な方が多いので、つい言い負かされて「自分が悪いのかな」と感じてしまう夫もいるほどです。

また、自分の責任を決して認めないため、保守のために平気で嘘をつくのもモラハラ妻の特徴。この前言っていたことと、今言っていることがまったく違っているなどの嘘が多いと、妻はモラハラ気質なのかもしれません。

ヒステリックで情緒が不安定

モラハラをする妻は気分に振り回されやすく、ヒステリックな一面もあります。感情が爆発するタイプの女性や怒鳴ったり怒りへの振れ幅が大きかったりすると注意が必要でしょう。

これらは結婚する前にも見極めることができます。一見静かそうなタイプに見えても、怒りを爆発させることが多ければ結婚後の態度が豹変しないように気を付けておきましょう。

夫の意見は全く取り入れない、時には無視することも

夫の意見は全く取り入れず、ときには夫の発言や話しかけを無視します。会話がいつも一方的であり、指図することが多いのもモラハラ妻の特徴です。

妻のモラハラから耐えている夫は、「普段何を話しても無視されて盛り上がらない。諦めて黙っていると夫婦の会話もなくてなぜ一緒にいるのか分からない、と言われた」との口コミも見られました。夫婦とは互いに助け合い協力して家庭を作るもの。一方が家庭内の空気感を考えられないと、家族の雰囲気が悪くなります。

外面が良く、家庭外では素敵な母であり妻を演じる

ここまではモラハラ妻の特徴、またそのモラハラをチェックしてきましたが、モラハラ妻は常に夫に冷たい態度を取るわけではありません。例外が家庭の外に出たときです。夫の職場関係者とのバーベキューや会食のとき、夫の実家を訪ねたときや自分の友人の前など、一歩家庭から外に出ると素敵な母・妻を演じようとします。

これは他人の目を気にするモラハラ妻の特徴が隠れているのです。周囲には幸せな家庭を築けていると思わせたいし、ましてや自分がモラハラしていることがばれるのは絶対に起きてはなりません。その分、夫が周囲に相談や愚痴を漏らしても、「あんなにいいパートナーなのに、モラハラなんて勘違いだよ。ありえない」と取り合ってくれない可能性も高くなるのです。

モラハラ妻と離婚できる?手順をおさらい

モラハラが続くと本来は心休まるはずの家庭に居場所がなくなり、次第に夫は「離婚したい」と考えるでしょう。こうした精神的な暴力を理由に、離婚はできるのでしょうか?手順をおさらいしていきます。

離婚協議をする

まずは離婚協議から始めます。離婚協議とは話し合いのこと。どんな場所でも誰を連れて行っても構わないので、夫婦のこれからを話し合う機会を作りましょう。

モラハラが原因の離婚の場合、慰謝料請求が発生することもあってすんなりと離婚の合意は得られない可能性が高いです。また、「別れてもいいけど子供には二度と会わせない」「離婚するなら慰謝料を払って」など無茶な条件を突きつけられる可能性もあります。

ここで離婚協議がまとまらなければ、次に離婚調停へと進みます。

離婚調停を申し立てる

家庭裁判所に申し立てて開く離婚調停。調停では夫婦が別々に調停委員に言い分を伝え、調停委員を挟みながらどのようにまとめていくのがベストか模索するものです。

そもそもモラハラは民法で定められている夫婦が離婚できる離婚事由の、「婚姻関係を継続しがたい重大な事由」に当てはまることが多いです。程度にもよりますが、長期間にわたるモラハラが認められると調停委員も「離婚は避けられない」とし、夫側の主張を支持して妻に説得してくれるかもしれません。

離婚調停まで申し立てても決着がつかない、不成立で終わるケースも珍しくありません。調停が終了したら、次は離婚裁判へと進みます。

離婚裁判を申し立てる

離婚調停が不成立で終了した、離婚調停委員から調停を継続できないと判断されたら、離婚裁判で決着をつけます。ここでは最終決定なので、双方の言い分を裁判官に伝えてその判定に従うこととなります。

離婚裁判では自己弁護をする方は少なく、法的な専門知識も必要なことから弁護士に依頼するケースも多いです。裁判そのものを申し立てるにも費用がかかりますが、弁護を依頼する場合も弁護士費用がかかるのである程度の予算を用意しておく必要があります。

長期化するとこのようなステップを踏みますが、モラハラで離婚をする夫婦の中でも裁判まで進むのは全体から見るとごくわずかです。離婚調停に至っては調停委員の指示があるまで第2回、第3回と続けられるので、落としどころさえ見つかれば離婚できる可能性は高いと言えそうです。

モラハラ妻から逃げたい!モラハラを受けたらやっておくこと

モラハラを「いつものこと」にせず、逃げて新しい人生を送りたい方へ。妻からモラハラを受けたらやっておくべきことをまとめました。

録音・書面でモラハラを記録する

モラハラがあったことを口頭だけで説明するには、その後離婚調停や離婚裁判まで展開した場合に根拠に欠けてしまいます。どんなことを言われたのか録音したり、文書にして書き起こしたりしておくとモラハラの記録・証拠になるでしょう。

日付や何を言われたのかを書き、子供にもモラハラがあれば残します。家庭内の状況を詳しく記しておくと、その分証拠として活用しやすいでしょう。

探偵や興信所に調査を依頼する

自分だけで録音できない、どうやって記録して良いのか分からないときは、探偵や興信所などの調査会社を利用するのもおすすめです。探偵では浮気調査・人探しをするイメージが強いかもしれませんが、調査のプロ視点での「記録の残し方」をアドバイスしてくれることがあります。

さらに妻を調べたければ素性調査でも詳しく調査可能。例えば夫が仕事に行っている間に婚姻費用を自分のためだけにつぎ込んでいたり、不倫相手がいたりしても発覚されます。必ずしも妻への行動調査は必要ではありませんが、気になる点を自分に代わって調べてもらえるのは心強いでしょう。

また、聞き込み調査で周囲からモラハラの証言をもらい、モラハラがあったことを証明できます。探偵調査は成果があれば報告書としてまとめてくれるので、「時間に制約があって調停まで資料作成が間に合わない」「自分ではろくな証拠が残せなかった」という方は役立つのではないでしょうか。

身体が動かなかったら精神内科等受診する

モラハラ妻から逃げるには身体がとにかく大切です。さまざまな決め事をしなければならず、妻のモラハラからくるストレスとも戦わなくてはなりません。そのため、身体に不調があれば精神内科など医療機関を受診しましょう。

モラハラが原因であれば、身体にどんな影響があったのか診断書を出してもらい証明できます。領収書や診察カードなどに日付が残っていれば、これらもモラハラの証拠として扱えるでしょう。

周囲に相談しアドバイスを受ける

次に、周囲に相談してみましょう。男性はどうしても家族を守る大黒柱、一家の長というイメージが強く、「妻から精神的に攻撃されている」ことを打ち明けるのははばかられる方も多いです。しかし、モラハラを続ける妻というのは、夫が周りに話せないことを知っています。

「どうせ相談しても大したアドバイスをもらえない」「モラハラを信じてもらえない」という方は自治体の相談窓口を利用するのもおすすめです。相談窓口ではDVやモラハラに関するアドバイスがもらえ、妻からのモラハラに対して今後どうしていくのかを教えてくれます。

モラハラ妻と離婚するには?離婚にまるわるQ&A

モラハラ妻と離婚するにあたって、夫側としては気になることが多いと思います。ネット上でもよく相談されていた疑問に答えていきましょう。

子供の親権はどうなるのか?父親が得ることはできる?

子供の親権は多くの場合で母親が得ることとなります。特に小さなうちは母親の存在は大切だと法的な見解があり、特別な事情がなければ父親に親権をわたすのは難しいでしょう。

しかし、「子供が父親と暮らしたいと望んでいる」「母親のモラハラが子供にも悪影響を及ぼしている」「母親が不倫までしており育児を放棄する場面もあった」などが証明できると、親権を父親が得ることもあります。

離婚しか道がない?夫婦関係は取り戻せる?

モラハラ妻を会心させて離婚しない道を選ぶのも、もちろん可能です。モラハラの自覚がなかったり妻としては軽い気持ちでモラハラしていたりすると、夫の本音を知り妻が自分の行動を改めるかもしれません。

ただ、長期的なモラハラやいくら話し合っても取り合ってくれないときは、夫の精神的負担を考えてとりあえず離れることをおすすめします。気付かないうちにモラハラは精神をむしばみ、その後の人生にも影響が大きいものです。自分の気持ちに一度正直になって、どうしたいのかを考えてみてください。

モラハラによる慰謝料請求はできる?

モラハラによってうつ病などの精神が病気にかかったり度の過ぎたモラハラで精神的なダメージが強かったりすれば、慰謝料を請求することができます。モラハラは最近特に家庭内でのトラブルとして注目されており、過去の判例では500万円の慰謝料が認められたことも。

しかし、慰謝料は夫婦が離婚しない場合には少なくなりますし、離婚するとしても慰謝料の決定には話し合いが難航する可能性が高いです。「慰謝料請求は可能」という点を頭に入れておきましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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