浮気が許せないあなたへ!後悔なく浮気を許す方法7選

配偶者の浮気が分かった時、あなたなら次にどんな行動をとりますか?「許せない!絶対に離婚してやる」「慰謝料を請求したい」様々あるかと思いますが、実は浮気を許す方はとても多いと言われています。
なぜなら、浮気を許さず離婚を選ぶとどうしても経済的に貧困し、子供を一人で育てていかなければならないなど、問題が多いからです。「離婚も考えたけど浮気は許さないといけない…」と悩む方に向けて、今回は後悔なく浮気を許す方法を7つピックアップしました。
浮気がわかってもなかなか離婚できない状況…

夫婦間の浮気は「不貞行為」であり、これは民法上の不法行為に当たります。浮気が分かると浮気相手・配偶者双方に慰謝料請求ができ、希望すれば離婚も可能です。
浮気をした側は有責配偶者になるため、有責配偶者側からの離婚要求は特別な事情がない限り認められないことを頭に入れておきましょう。つまり「離婚するかどうか、夫婦の将来はあなたの選択次第」なのです。この時、真っ先に離婚したい方と、そうはいっても離婚はできないと感じる方両方いることでしょう。
現実的に、離婚するといくら収入がある方でも、一時的に家計は苦しくなります。子供がいて引き取った場合は一人で育てていかなければならず、相手からの家事などのサポートもないと考えると、離婚後の生活は想像を絶する大変さです。
また、子供がいる夫婦は自分たちの問題ではなく、子供にも影響する部分を考えなくてはなりません。「両親の離婚で苗字が変わった」のを、学校でどう見られるかが気になる方も多いでしょう。他にも「いくら浮気したからといって、子供にとっては両親が揃っている方が良い」と考える方も多いですよね。この時、「浮気を許すことができたら、それで問題解決するのかもしれない」と思い当たるかもしれません。
許してはいけない浮気とは?

離婚すると生活できない、現実的でない場合は浮気を許す努力も必要かもしれません。しかし、中には許してはいけない浮気も含まれているため注意しておきましょう。
反省の色が見えない、浮気を認めない
まずは、浮気が分かっても開き直っている場合です。浮気に対して罪悪感が見られず、謝罪する姿勢もないケースは許すべきでないと言えそうです。例えその場では浮気を許しても、また繰り返す可能性もすでに浮気相手が複数いる可能性もあります。
さらに、浮気を認めないケースも要注意。「浮気は勘違いだ」「絶対にしていない」と言い逃れすればその場は収まると考えているため、そもそも浮気を反省していません。浮気は浮気された側が許して我慢すればよいのではなく、浮気した側も深く反省し償う意思が必要です。夫婦が今後に協力できない状態では、離婚をしなくてもいずれ関係が破綻するかもしれません。
浮気を繰り返している
一度浮気を許したのにまた繰り返した状態。「二度あることは三度ある」というように、また浮気を重ねる可能性も高いです。先ほどの理由と重なりますが、浮気を反省してもいませんし浮気に対して罪悪感がないことの現れとも読み取れます。
ちなみに、浮気は一度許したにもかかわらず再び繰り返すと、その分慰謝料額は増える傾向にあります。「この人とはやっていけない」と感じたら、離婚を視野に入れても良いのかもしれません。
「浮気したのは家族のせい」と責任転嫁している
浮気した理由を「家族のせい」と何かに責任転嫁している場合は、多くの夫婦がその場で離婚を選ばなくても生活が辛くなり、別々に暮らす道を選んでいます。誰しもが分かることですが、浮気は誰かのせいでもありません。浮気をした本人だけに責任があります。
この基本的な部分で意見が合わない場合は、浮気を許す前段階の夫婦の相性の問題です。ずっと我慢して生活するよりは、互いに離れて暮らした方が自分らしさを取り戻せるのかもしれませんね。
DVやモラハラなど、他の加害もある
浮気に加えてDV、モラハラなど他の問題もある場合は、離婚を検討することがおすすめです。今は配偶者であるあなただけが被害を受けているのかもしれませんが、我慢し放置することで親族や家族・子供にも影響が出るかもしれません。
もし身の危険を感じたら、離婚の話は置いておきシェルターなどしかるべき機関を利用しましょう。緊急で相談できる窓口も警察署が解説しているため、万が一のことを考えて逃げ道は用意しておくべきです。
浮気を許す方法7選

では、浮気を許す方法を考えてみましょう。夫婦によって効果的な方法は異なりますが、ここでは誰でもできる7つの手段をご紹介します。
実践できるところは参考にし、夫婦の在り方を考えるきっかけにしてみてください。
慰謝料請求をする
まずは慰謝料請求することです。「離婚しないのだから慰謝料請求しない方が良いのでは?」と思う方もいますが、慰謝料請求の基本として「離婚してもしなくても」請求可能です。ただし、相場を見てみると
・離婚した場合…100~300万円
・離婚しない場合…~100万円
と離婚時の慰謝料請求と比べて金額は少なくなる点に注意が必要です。
慰謝料請求が引き起こす影響は大きく分けて二つあります。一つは「浮気に対してけじめがつく」という点。浮気を繰り返すことなく、「このくらい傷ついたのだ」と表すためにも慰謝料は有効です。同じ家計で暮らす夫婦だと「慰謝料請求されても家計から引かれて、また戻ってくるだけ」かもしれません。しかし、心理的にはこれ以上の浮気をなくし、浮気を反省する良いきっかけになるのです。
もう一つは「浮気を忘れさせない」という影響です。慰謝料もなく浮気を許してしまうと、「謝ればいいだけだから、簡単だった」と相手にとって浮気の成功体験となるかもしれません。浮気は許しがたい行為であり、必ず償ってほしいと思うのなら、例え少額になっても慰謝料請求するメリットは大きいと言えるでしょう。
証拠集めは探偵や興信所を利用するのも◎
慰謝料請求をする際にポイントとなるのが、浮気の証拠です。浮気を許すためには、まず相手に浮気を認めてもらい慰謝料を支払う合意を取らなくてはなりません。
浮気の証拠は「浮気相手とLINEしているスクショ」や「友人づてに聞いた情報」といったライトなものも考えられますが、より説得性が高いのが「ラブホテルに二人で出入りしている写真」といった決定的なものです。自分では揃えられない場合は、探偵や興信所を利用し調査してもらうのも良いでしょう。
探偵・興信所の浮気調査は、相手にバレることなく素早く証拠が手に入る点がメリットです。もし慰謝料や離婚で話が長引きそうな場合でも、言い逃れできない証拠さえあればお互いに冷静になれるでしょう。
調査料金はかかりますが、慰謝料額と照らし合わせて「料金は取り戻せる」「むしろ調査してもらい慰謝料額をはっきり算出した方がプラスになる」のであれば依頼も検討してみると良いかと思います。探偵・興信所では無料で相談できるところも多いため、まずは相談から始めてみるのもひとつの手段です。
「不倫誓約書」を作成する

次に不倫誓約書を作成することです。不倫誓約書とは不倫した側が作成するもので、
・浮気を認める
・浮気慰謝料の額や支払い方法
・今後浮気が発覚したらどんなペナルティを受けるのか
など、浮気に関して約束事ができる文面を指します。
口約束で「もう浮気しないでほしい」と交わすこともできるのですが、文面に残すと互いに覚えていられる上、公正証書にすると請求ごとの未払い・不対応の際に強制執行の手段に出やすくなります。
夫婦がそろって前を向くためにも、誓約書を交わすのは効果的です。また、配偶者だけでなく浮気相手とも誓約書を交わせるため、夫婦が離婚しない場合は「今後私的なやり取りを一切しない」など浮気を防止する約束も取り付けることができます。
浮気を両親にも報告し「隠し事」として風化させないようにする
浮気を許すためにはしっかり反省してもらいましょう。浮気を夫婦だけの「隠し事」にせず、両親など近しい人間には話しておき、周りからも浮気の反省を促す雰囲気を作ることが大切です。
ただし、気を付けたいのはいくら浮気をされたからといって、悪意を持って浮気を言いふらすのはNGです。浮気相手の会社にバラして人間関係を悪化させたり、転職や退職に持って行ったりするのは反対にあなたの立場が危ぶまれる行動。風化させないのは大切なポイントですが、必ず冷静な判断ができる状態で、また報告する相手も両親などごく親しい関係の方だけに留めておくことをおすすめします。
なぜ浮気をしたのか、時間をかけて話し合う
浮気をし、それを反省している場合は、必ず浮気した理由があるはずです。なぜ浮気をしたのか、時間をかけて夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。
・夫婦生活がマンネリになっていた
・知らず知らずのうちに家族の中で疎外感を覚えていた
・相手からアプローチを受け、どうしても断れなかった
など、根本原因を考えてみると家庭内でも改善できるポイントが見えてくるはずです。また、「浮気の原因を一緒に考える」ことで、浮気した側だけを責める一方的なやり方が和らぎます。もちろん浮気をしたことは絶対に悪く、浮気をされた側が悪い部分はありません。ですが他人事にせず「夫婦で解決していく」ことで、連帯感も生まれるでしょう。
離婚をした場合の生活を想像してみる
どうしても浮気が許せない場合は、離婚したあとの生活を想像してみましょう。子供がいる場合は、子供の立場も考えてみると良いかもしれません。夫婦が揃っている方がもちろん家庭はうまく回りますし、例え離婚して相場額の慰謝料をもらい、養育費を受け取ったとしても、離婚しない生活の方が総額で得られるお金は多いかもしれません。
消去法で選ぶには「離婚するかどうか」はあまりにも重たい決断です。しかし、どうしても浮気が許せず苦しい場合は、こうした厳しい未来も考えてみても良いかもしれませんね。
自分にも非はあったと認める

6つ目は自分の非を認めることです。といっても、みなさんも分かるように浮気をされた側に悪い点は全くありません。しかし、
・毎日の態度の中で、浮気に追い込むような要素がなかったか
・セックスレスなど、夫婦が揃って解決すべき問題に取り組んでこなかったかどうか
など自身を顧みる余地はたくさんあるでしょう。
相手を責めるばかりで、また「離婚しないためには許さないといけない」と悲観的になっていると夫婦関係再構築は望めません。今一度自分に非はなかったかを考え、見つかったマイナスポイントは認めて改善するようにしていきましょう。浮気をした配偶者にも「直すところがあるかどうか」を聞いてみるのもおすすめです。
「よし、許そう!」と決意する
これまで浮気を許す方法をご紹介しましたが、最終的には自分の決意に勝るものはありません。浮気を許すと簡単に言葉で示しましたが、「家族の将来のために」「我が子の成長のために」と浮気を許すためには大きな覚悟が必要です。相手の過失を受け入れ、傷ついた自分自身の気持ちとも向き合わないといけません。
一度許すと決めたら、強い心を持てるよう努力しましょう。話し合いの段階で「やっぱり許せない」と思ったら、許さないのももちろん選択肢のひとつです。ただし、許して夫婦関係を取り戻すと決めたら、まず自分の中で決心し、夫婦が同じ方向を見て関係を見直していかなければなりません。
まとめ
浮気を許すと決めたものの、気持ちの整理がつかない方。この浮気は許していいのかどうか覚悟が決まらない方。浮気は永遠の夫婦の課題と言われるように、一度発覚すると考えるべきこと・決めることがたくさん出てくる問題です。浮気を許すための大きなポイントは、「浮気を認めているか」「浮気に対して謝罪する気持ちはあるか」の2点。もし浮気を認めていない場合や浮気の有無がはっきりしない時は、証拠を揃えて相手と話し合うようにしましょう。
探偵や興信所では、あなたの代わりに浮気の実態を調べてくれる「浮気調査」が用意されています。浮気調査は自分にとってリスクが少なく、またスムーズに証拠を揃えることができるため、自分だけで解決しない場合は依頼することも視野に入れると良いでしょう。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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