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探偵コラム

熟年離婚の原因は本当に「性格の不一致」なのか。熟年不倫とは?

熟年離婚は妻から夫に言い出すケースが多いのは事実です。しかし、最近では熟年離婚の件数が増えるにつれて夫から妻に離婚を言い渡すパターンも目立ちます。熟年離婚の原因はさまざまですが、ほとんどが「長年の不満の蓄積」「生活の不一致」。ですが、その原因は本当なのでしょうか?
今回は熟年離婚を控える方や、熟年離婚を不安に思っている方に、「熟年不倫とは何か」をご紹介します。

熟年離婚の原因とは?

熟年離婚とは一般的に50代以上の夫婦が離婚することを指します。婚姻生活は数十年に及び、長年連れ添ったパートナーと熟年期になって別れるのが熟年離婚です。
その原因は何が多いのか?まずは離婚の原因統計データを見ていきましょう。

男女共に多いのは「性格の不一致」

離婚の原因は熟年離婚に限らず、夫側も妻側も性格の不一致が多いようです。ややざっくりした理由ではありますが、生活リズムが合わなかったり性格が合わずにいがみ合ったり、こうした人間的に合わずにいがみ合いが生じて離婚するパターンは非常に多いと言えるでしょう。
また、本当なら離婚の理由は不倫や暴力であっても、世間的体裁を考えて「性格の不一致」とする場合もあります。不倫が発覚しないまま離婚して、表だった理由は性格の不一致であるケースも考えられますよね。「なぜ結婚して一緒に暮らす覚悟をした男女が、性格が合わないと別れるのだろう?」と疑問に思うこともありますが、性格の不一致というのは広義的で使いやすい離婚の理由だからかもしれません。

男性側の離婚理由は「異性関係」が多い

次は男性側の離婚理由の第2位です。2番目に多いのは、意外にも異性関係。夫から見た異性関係は妻側の不倫・浮気なので、女性側の不倫や浮気が発覚すると離婚になるケースは統計上多いと言えます。
女性側も離婚理由の5番目に異性関係を上げています。不倫や浮気は一度起こると大きな問題になり、一度でも他の異性と体の関係を持ったパートナーと「一緒に暮らしたくない」と考える方も多いようです。

パワハラ・モラハラは増加傾向に

性格の不一致の中には、今問題になっているパワハラ・モラハラも含まれています。精神的・経済的暴力とも呼ばれ、収入が高い方が低い方もしくは働いていない配偶者に生活費用を渡さない、人格を否定したり無視したりと執拗な嫌がらせを長期間にわたって行うなど、ハラスメント問題は家庭内でも見過ごせないものです。
熟年離婚の場合は長年の関係不和で引き起こされるので、パワハラ・モラハラをしている自覚はないのに、ある日突然「離婚したい」とパートナーから宣言を受けるかもしれません。

熟年離婚の原因は本当に「性格の不一致」?

今回考えていきたいのは、熟年離婚の本当の原因です。記事冒頭でも「夫から妻に対して熟年離婚を切り出すケースが増えた」と説明しましたが、実は熟年離婚に限って言えばほとんどの場合が妻から夫に離婚を言い渡しています。また、場合にもよりますが熟年離婚後の幸福度は夫よりも妻の方が高く、熟年離婚は妻にとってメリットが目立つとも言えるようです。
にもかかわらず熟年離婚を切り出す夫。一体この理由は何でしょうか。夫が妻に熟年離婚を切り出す理由をご紹介します。

熟年離婚の本当の原因は「不倫」

Aさんはこれまで不倫の経験はなく、結婚30年を超えても夫婦で暮らしていました。しかし職場の環境が変わったことで帰宅が遅くなり、これがきっかけで妻との関係がぎくしゃくするように。同じベッドで寝ていましたが寝室を別々にし、家庭内別居のような形になりました。
家庭内で居心地の悪さを感じていた時に、職場の10歳年下女性と深い関係に。不倫をするうちに「本当に結婚するべきはこの女性だったのでは」と思うようになり、定年退職を迎える際に妻に熟年離婚を切り出したといいます。原因は「一人になりたい」と嘘を言い、性格の不一致を理由にしています。

熟年不倫は実際に多いの?

Aさんのような長く夫婦生活を続けた上で不倫に陥るのは、そう珍しいことではありません。「熟年不倫」という言葉があるようにどの年代でも不倫する人はいますし、不倫と深く結びついている性欲も、女性の場合は20代よりも30~40代でピークを迎えるなど考えられる要因はいくつかあります。
また、20代の婚活で利用される婚活アプリ、出会い系サイトは、熟年層向けにも用意されています。不倫相手を探す方は少ないかもしれませんが、年齢に関係なく男女の出会いはたくさんあると思えば、熟年不倫も起こりえないことではないと頷けるでしょう。
一概にすべての熟年離婚が不倫というわけではありません。しかし、一部の熟年離婚では不倫・不貞行為もかかわってくるので、気をつけるに越したことはありません。

熟年不倫を見破るには?

では、熟年不倫は気づけないものなのでしょうか。ここでは熟年不倫の見破り方を見ていきましょう。

アプリや出会い系サイト、SNSなどをパートナーが利用している

熟年不倫をするには、まず出会いがなくてはなりません。出会うには先ほどの体験談Aさんのように職場や趣味の場、そのほかにアプリやSNSが考えられます。結婚しているにもかかわらずアプリ・SNSで出会いを求めているのは、不倫相手を探している証拠。怪しいと思ったらメモに残すのがおすすめです。

最近夫婦間の距離を取られている

不倫が原因で離婚するのか、夫婦仲の悪化により不倫が起きたのか、因果関係はさまざまですが不倫相手がいる場合は現在の夫婦の関係には少し距離ができるはずです。

  • 仕事に行く時間が長い、休日出勤や出張が多い
  • 夕食をほとんど家で摂らない
  • コミュニケーション、スキンシップが目に見えて減っている

これらは不倫が原因かもしれません。話し合って解決できるのなら良いのですが、体験談Aさんのように「熟年離婚に見せかけて不倫相手と一緒になりたい」のなら、妻・夫の態度は変わらないでしょう。

探偵・興信所に調査依頼する

熟年不倫の場合、出かける先が限られていたり長年不倫相手と関係があったりする場合があるので比較的調査しやすいと言えそうです。すべてのパターンでそうとは言い切れませんが、50代以降の方だと落ち着いた付き合いを好まれる方は多く、デートスタイルもパターン化しているケースも目立ちます。
探偵や興信所では、熟年不倫も調査可能です。自分で調べるよりもスムーズに素早く証拠が手に入り、また離婚を考えた場合にも話を進めやすいので、まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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