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探偵コラム

不倫相手の嫁が妊娠したら?立場別に不倫中に起きた妊娠を解説

浮気・不倫はいつの時代もなくならない夫婦関係の大きな問題。民法上の不法行為に当たるので、発覚すると慰謝料請求や離婚の対象になります。ただ、ここに不倫の結果相手との子供ができたらさらに事態は複雑に。不倫に悩む方の中には「不倫相手の嫁が妊娠した、どうしよう…」という口コミも見られました。
今回は不倫相手の嫁が妊娠したら?また不倫の結果自分が妊娠してしまったら?不倫中に起きた妊娠を立場別に解説していきます。

不倫によって妊娠が分かったら

全体として言えるのは、不倫・浮気の結果妊娠するのは可能性としてゼロではありません。不倫は性交渉が伴う関係と定義付けられていますが、すると当然妊娠することもあるでしょう。
不倫が分かると離婚や慰謝料請求を考える方もいます。しかし、妊娠が分かるとそのお腹の子を今後どうするのか、妊娠継続するのか出産するのか、また子供を認知するのか子供の養育環境は十分なのか、たくさんのことを短期間のうちに決めなくてはなりません。
妊娠は手術によって堕胎できる期間が法律で定められています。22週以降の中絶が禁止されている点も合わせて、問題を早めに解決する必要があるでしょう。
また、不倫の結果妊娠すると不倫された側の精神的苦痛はその分大きいとみなされ、相場よりも慰謝料は増額します。

不倫相手の嫁が妊娠したらどうする?

では、不倫相手の嫁が妊娠したら、どう行動すればよいのでしょうか。不倫によって妊娠された、妻側の立場で解説します。

妊娠が本当かどうか確かめる

基本的なことですが、不倫相手が本当に妊娠したのかどうか、またお腹の子の父親は自分の夫なのかどうかをよく確かめましょう。不倫するカップルの中には、相手と早く一緒になりたいがために妊娠を装う方も中にはいます。配偶者から「不倫相手に子供ができた。離婚して欲しい」と言われたとしても、事実かどうかの確認は必ず行いましょう。
病院の診断書や母子手帳などでチェックできます。もはや不倫相手と配偶者だけの問題ではないので、早めに確認することが大切です。

妊娠継続なら自分の家庭を最優先に。妊娠と不倫は別問題と割り切って

妊娠継続を相手が希望しているのなら、パートナーは家族ではない子供を認知するかしないかの選択が迫られます。認知すれば戸籍上は子供の父親はパートナーになり、養育費を支払う義務など法律上の父子としての権利義務が発生するでしょう。
妻側が最優先するべきは自分の家庭です。すでに夫婦に子供がいれば、不倫相手との子供が我が子にどう影響するのかを考え、もしこの先夫婦関係の構築が難しいのであれば離婚もやむを得ないかもしれません。養育費を支払うことになれば家計にも影響が出ます。当然不倫相手が妊娠中は精神的・身体的なサポートは子供の父親であるパートナーに責任があるので、この点も踏まえて自分の家庭とのかかわりを考えましょう。
妊娠した不倫相手は気にしなくても良い、それは当然、と感じる気持ちも理解できます。ただ不倫と妊娠は別問題なのでパートナーが妊娠させた以上、相手へのサポートは必須となるのを頭に入れておきましょう。

自分が妊娠したらどうする?

次は自分が不倫によって妊娠した場合です。この場合は夫婦の妻が妊娠した立場で考えます。

妊娠を継続するかどうか決める

女性ならご存じかもしれませんが、中絶できる期間は限られています。妊娠が分かったらまずは病院に行って事実を確認し、妊娠を継続するかどうかを早い段階で決めましょう。この時不倫相手との同意が必要なので、不倫相手とすぐ連絡を取れるようにするのがベストです。
出産するのなら当然その後の養育費の取り決め、不倫は相手にバレるため慰謝料請求されたときのことなど考えることはたくさんあります。妊娠中は体調不良が続くこともあるので、それを踏まえて行動するとなると相当つらい毎日でしょう。優先すべきはお腹の子で、例えたくさんの支払いが起こると想像できても、子供を出産すると決めたら子供の養育環境は整えなくてはなりません。
また、すでに夫婦の間に子供がいるのなら、不倫相手との間にできたきょうだいに子供がどう思うのかもじっくり考えておきましょう。現実的に育てられないと判断すれば、中絶する手段もあります。

不倫相手が妊娠したらどうする?

次は不倫相手が妊娠した場合の立場で解説します。つまり、不倫をした夫側はどういった対応が求められるのか、見ていきましょう。

不倫相手と話し合い妊娠継続するかどうか決める

男性側は極端に言ってしまえば、自分が妊娠したわけではないので話し合いを放棄し、不倫関係を解消することもよくあります。しかし、相手が妊娠しその父親が自分だと分かっているのに、妊娠した女性へのサポートを放棄すると反対に訴えられることも。妊娠相手への気遣いがないと慰謝料が発生することもある点は頭に入れておきましょう。
まずは妊娠を継続するかどうか話し合います。出産するのなら認知するかどうか、養育費の額を決めていきますが、自分の家庭に不倫を隠したまま話を進めるのは相当難しいため不倫問題もどう解決していくかを考えなくてはなりません。

不倫の問題を解決する

お腹の子供をどうするか決めると同時に、家庭内で自分が行った不貞行為について話し合う必要もあります。不倫相手の妊娠は不倫の動かぬ証拠なので、パートナーが慰謝料請求することもありますし、不倫相手にも家庭があれば同時に慰謝料請求されることもあるでしょう。
相当厳しい状態であることは確かです。不倫の結果、一体だれが幸せになったのか、そして不幸な目に遭ったのか今一度考えてみると、不倫をする意味は全くないことに気付けるかもしれません。

まとめ

不倫が発覚すると、「裏切られた」「許せない」と相手に対して怒りの気持ちが湧きます。また、その結果不倫相手の嫁が妊娠したといった状況にもなれば、さらに考えなくてはならないことも増えるでしょう。
繰り返しになりますが不倫は誰も幸せになりません。自分の中で心当たりがあるのならすぐに不倫の問題は解消し、相手の不倫を疑っているのであれば取り返しのつかない事態になる前に解決することをおすすめします。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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