男女比で見る不倫の割合。数字からわかる不倫の特徴とは?
パートナーの不倫を疑ったとき、気になるのは「周りも同じように不倫に悩んでいるのかな」という点ではないでしょうか。周囲はずっとうまく夫婦関係を築いているように見えるけれど、実は割合から言うと不倫は珍しいことではありません。
今回は不倫の実態や割合から、不倫の特徴を詳しく解説します。周りには相談できない不倫だからこそ、統計データで不倫する心理やきっかけなどを知っておきましょう。
不倫の割合を数字でチェック
まずは不倫の割合を男女別、年代別で見ていきます。
男女どちらが不倫しやすいの?
大手ゴムメーカーの調査では、20~60代の既婚者を対象にアンケートを行いました。その結果、不倫相手が一人いると答えたのは
- 男性…平均16.8%
- 女性…平均13.6%
と男性の方がやや多い結果に。この回答は「不倫相手が一人いる」と答えた結果なので、複数人不倫相手がいる方も含めると、やはり男性が多めとなっています。
夫婦の離婚した理由をまとめた結果でも、妻から夫への離婚の申立て理由に「異性関係」は3番目に多いとされています。妻よりも夫の方が不倫する可能性があるというのは、すべての人に当てはまるわけではありませんが、頭に入れておきたい情報ですね。
男性の不倫しやすい年代とは?
では、先ほどのアンケート結果をもう少し深く読み込んでみましょう。不倫相手がいると答えた男性のうち、年代別に回答を見てみると
- 20代…21.1%
- 30代…18.6%
- 40代…17.7%
- 50代…14.9%
と20代がピークに、その後は緩やかに不倫する割合は下がっていることが分かりました。20代男性は性欲のピークも相まって、結果的に不倫しやすいと言えそうです。しかし、結婚直後、金銭的に余裕がないのも20代。30代以降は不倫相手が複数いると答えた方も多く、30~40代が男性の不倫しやすいメイン層と言えそうです。
女性の不倫しやすい年代とは?
次に女性の不倫しやすい年代を見てみましょう。次は「不倫相手が一人いる」に加えて「二人以上いる」「不特定多数いる」と答えた方も含めた結果で見てみます。
- 20代…16.5%
- 30代…17.9%
- 40代…17.1%
- 50代…14.3%
30代でピークを迎え、その後40、50代で落ち着いていきます。女性は男性と比べると最大で約半分程度不倫経験者が少なく、その中でも30代の不倫経験者の割合が多いことが分かります。
女性の不倫しやすい年代は、30代がメイン層です。女性と男性は不倫しやすい年代が微妙にずれていますが、男性は「結婚生活が落ち着いて金銭的な余裕も出てきたころ」女性は「育児が落ち付き自分の時間ができたころ」に不倫が増えると言えそうですね。
不倫相手と出会うきっかけは?
このアンケートでは不倫相手どどうやって不倫に陥ったのか、そのきっかけも尋ねています。次は不倫相手と出会うきっかけはどんなものが多いのか、見ていきましょう。
同じ会社が全体のトップに
全体でトップとなったのは、「同じ会社の人と不倫した」「職場関係者同士」という答えでした。職場が同じだと平日はほとんど顔を合わせることとなり、その分親密な関係も築きやすいです。やはり同じ仕事をしている分、連帯感や共感が得やすく互いに魅力的に見えるのも頷けます。
夫婦で同じ職場に勤める方は少なく、職場は家族の目が届かないのも不倫が増える要因のひとつ。この場合不倫の口実は残業や出張、会社関係者との飲み会など仕事を理由にしたものが多いので、気をつけておくと良いかもしれません。
次いで友人の紹介など
職場関係者の次に多かったのが友人の紹介です。既婚者であるにもかかわらず友人から紹介を受けるのはあまり現実的ではありませんが、例えば子供の習い事の保護者同士や習い事のインストラクターや講師、友人から紹介された社会人サークルで知り合うなどがこれに当たります。
不倫は一人ではできません。必ず不倫関係であることを承知してくれる相手が必要ですが、その不倫相手は些細なきっかけでも知り合えるので「妻は専業主婦だから大丈夫」と安心せず、様々な可能性を考えておきましょう。
不倫のきっかけになった出来事
次は不倫のきっかけになった出来事です。
仕事の付き合いの延長線上で
割合が大きいのが、仕事上のかかわりで不倫関係になったというもの。仕事で同じプロジェクトをこなしたり、その後打ち上げなどで盛り上がったりと、同じ仕事をする男女は達成感も共感しやすく、恋愛感情が芽生えやすいといいます。
また同じ仕事でなくても、先ほど説明したように職場は同じ人とほとんど毎日顔を合わせるもの。場合によっては家庭で過ごす時間以上に職場にいることとなるため、不倫が多い理由となっているのかもしれません。
既婚者との飲み会
既婚者と飲み会に行く機会があれば、不倫のきっかけにもなります。会社の飲み会はもちろん、同窓会や結婚式の二次会などもこれに当たります。酒の席になると家庭の不満も出やすく、相手へのガードも下がりますよね。家の愚痴を優しく聞いてくれる魅力的な異性が現れたら、不倫をはじめるきっかけになることは多いのかもしれません。
不倫の割合から見る特徴とは
以上を考えてみると、不倫は、
- 職場関係者と不倫に陥りやすい
- 結婚直後の不倫は少なく、30代以上の落ち着いた世代から増える
- 女性と男性を比べると、男性の不倫の方が割合多め
ということが分かりました。不倫を調べる探偵や興信所でもよく言われることですが、不倫は依頼の数だけそれぞれ異なり、一つとして同じパターンはありません。よって、すべてが統計データ通りになるとは言えませんが参考にしてみても良いかもしれませんね。
どの家庭も「うちは不倫は起こらない」と自信を持っています。もちろん不倫がないことが一番ですが、いざ不倫問題が引き起った時冷静に判断・対処できるように、自分の中で少しずつシミュレーションしておくのも良いかもしれません。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
- 家出・所在調査11月 7, 2024SNSで人を探す方法と注意点
- 浮気調査11月 1, 2024探偵による浮気調査の流れと方法を徹底解説
- 素行調査10月 18, 2024興信所の素行調査料金の相場とは?料金プランと調査能力を見極めるポイント
- 採用調査3月 6, 2023リファレンスチェックで質問して良い内容・質問してはいけない内容とは