探偵の浮気調査方法を解説!正しく理解して探偵を利用しよう

探偵・興信所で依頼できる浮気調査。配偶者の浮気の有無や浮気相手の情報、浮気の状況まで調べてもらえますが、「一緒に暮らしている自分でさえ知りえない情報なのにどうしてわかるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
探偵の浮気調査方法は、実は基本的に3つの手段で構成されています。また、法律で調査の仕方は決まっているので、正しい知識を依頼人が知ることも重要です。今回は浮気調査方法を解説します。
自分でできる浮気調査の方法とは?探偵に依頼する前に試しておきたい手段
探偵に浮気調査を依頼する前に、自分で確認できるポイントを抑えておくことで、調査の効率を高めることができます。費用を抑えるためにも、まずは自分でできる簡単な調査を行ってみましょう。ここでは、浮気の兆候を見つけるための具体的な方法を紹介します。
パートナーの行動パターンをチェックする
浮気しているかもしれないと感じたら、まずはパートナーの行動パターンを把握することが大切です。例えば、「急に残業が増えた」「休日の外出が増えた」など、以前と変わった行動に注意を払いましょう。こうした変化をメモに残しておくと、後で探偵に伝える際に役立ちます。探偵による浮気調査は、具体的な情報があるとスムーズに進行します。行動パターンの変化を見逃さず、冷静に対応することが重要です。
スマートフォンやパソコンの使用状況を確認する
浮気相手との連絡は、主にスマートフォンやパソコンを通じて行われることが多いです。まずは、検索履歴やメール、メッセージアプリのやり取りを確認することが重要です。特定の連絡先やアプリの使用頻度が急に増えた場合、それが異変の兆候かもしれません。
また、スマートフォンの使用時間が極端に長くなっている場合も注意が必要です。これらのチェックは、浮気調査の一環として有効な方法です。探偵に依頼する前に、まずは自分で確認できる範囲で情報を集めることが大切です。
GPSを使って位置情報を確認する
GPSを使って位置情報を確認するには、まずスマートフォンのGPS機能を活用する方法があります。これにより、パートナーが現在どこにいるのかをリアルタイムで把握できます。しかし、この方法を用いる際には注意が必要です。GPS追跡は違法性が伴うことがあり、プライバシーの侵害になる可能性があります。
浮気調査を行う場合、探偵に依頼するのも一つの手段です。探偵は専門知識と経験を持っており、合法的かつ効果的な方法で調査を進めることができます。
個人でのGPS追跡は、法的なリスクを伴うため慎重に考える必要があります。パートナーの位置情報を確認する際は、必ず法律を遵守し、他人のプライバシーを尊重することが大切です。
探偵の浮気調査方法とは

まずは探偵の浮気調査方法をご紹介します。この方法は「探偵業法」として法律で定められており、公的に認められたものです。反対に言えばこれ以外の浮気調査方法は違法性があるものもあるため、注意が必要です。
聞き込み
一つ目が聞き込みです。文字通り浮気相手や調査対象者周辺の人間に、二人の浮気の様子を聞き込みで情報収集します。この時探偵である身分は隠す場合もありますが、「実在する会社の架空の社員」になりすますのは法律で認められていません。架空の会社の架空の人物であれば、招待をカモフラージュして調査できます。
聞き込みは調査対象者に浮気を調べていることを分からせないように行う必要がありますが、まず一緒に暮らしている依頼人には難しいものです。例えば配偶者の友人に浮気を聞き込みしても、友人だからこそ口裏を合わせることもある上、周囲に「浮気を疑っている」事実が明らかになります。
その点、探偵ではリスクが少なく、擬態するのも怪しまれないよう的確です。聞き込みは直接対人で行われることもあれば、架電による方法もあり、その他SNSなどネット上の情報も独自の視点で行われます。
張り込み
張り込みは浮気相手と調査対象者が建物に入った場合、入った瞬間・出た瞬間を写真や映像で収めるものです。どういうシーンで必要かというと、ホテルなど宿泊施設に入った場合は不貞行為を裏付けるものなので証拠を押さえなくてはなりません。また、二人の関係を裏付けるためにデート現場を張り込むこともあります。
張り込みは違法駐車にならない場所に車を置き、その中で張ることも、通行人を偽って張り込むこともあるでしょう。忍耐力と録画などの技術力両方が求められ、素人でも真似できそうですが単純な調査方法だからこそ難しいものとして考えられています。
尾行
最後は尾行です。調査対象者の行動パターンや浮気相手が誰かなどを確認するために、あらゆる手段で尾行します。対象者が車に乗っていれば自家用車で、徒歩ならば自転車や歩きで尾行することもありますが、交通ルールに準じながらターゲットを見失わず、尾行するのは経験と知識が十分に必要です。
特にドライビングテクニックは大切で、尾行は探偵の浮気調査方法の中でも高度な技術が要求されるものです。中には探偵事務所がYouTubeに尾行の様子を公開していることもあるので、しっかりイメージしたい方はチェックしてみるのもおすすめです。
探偵の浮気調査方法、この方法には注意!

基本的に上記の3つが探偵の浮気調査方法ですが、中には「従来にないやり方」をうたい文句として掲げる調査会社もあるかもしれません。ですが、聞き込み・張り込み・尾行以外の浮気調査方法には注意が必要です。
ここからは気をつけたい探偵の調査方法について、解説します。
別れさせ屋や別れさせ工作など
例えばハニートラップで調査対象者に近づき、不倫関係を築いて別れさせるというサービスを見てみましょう。俗に言う「別れさせ屋」ですが、これは探偵業法で定められた調査方法の範囲外に当たるため違法である可能性があります。
別れさせ屋は一見魅力的に思えますが、残念ながら「必ず離婚できるか」というとそうではありません。また、費用も一般的な浮気調査の料金よりもはるかに高い場合が多く、何をもってして成功なのかも定かでないため、依頼人がトラブルに巻き込まれる可能性も高いでしょう。探偵を選ぶ時には、こうした工作調査をしているところには十分注意したいものです。
GPSのみの調査
GPSを取り付け、調査対象者の行動をチェックすれば張り込みや尾行は必要ないのでは?と考える方もいるでしょう。確かにGPSを使って調査をする探偵・興信所もいますが、GPSは確実な情報が分かるわけではなく、また、位置情報を得たところで直接的に浮気の証拠になるわけではありません。
GPSを相手の所有物に勝手に取り付けるのは違法行為ですし、依頼人の私物に許可を得て取り付けるのはOKだとしても、この方法だけで浮気調査と言い切る探偵や興信所は怪しいと言えるでしょう。張り込みや尾行は、「誰と何をしているのか」を裏付けるための調査方法です。張り込み・尾行をしない探偵や興信所には、気をつけておきましょう。
盗聴器を設置する調査
GPSと同じく、依頼人の私物や自宅になら依頼人自身が設置しても違法行為にはなりません。ですが、ターゲットの私物や自宅に許可なく盗聴器を取り付けるのは違法行為ですし、取り付けるために調査員が敷地内に入れば不法侵入です。
また、盗聴器を設置したところで浮気の証拠が得られるかと言えばそうではありません。リスクばかりが目立ち、さらに情報収集の手段としては弱いのに、浮気調査方法のメインに考えている調査会社には注意しておきましょう。
また、この場合は依頼人に設置を依頼することとなりますが、「浮気相手の家に盗聴器を設置してください」など執拗にすすめてくる探偵は違法です。この場合は依頼人側も「何をやってはいけないのか」を知っておく必要があるので、正しく知識を知り探偵・興信所を活用しましょう。
まとめ
探偵の浮気調査方法について、意外と知らない方が多いかもしれません。「探偵ってなんだか怪しそう」といったイメージを持つ方も少なくありません。しかし、探偵業は探偵業法によって厳格に規制されており、違法行為とされるラインも明確に定められています。
依頼する際には、依頼人もある程度の知識を持っておくことが重要です。リスクを避け、安全に探偵を利用するために、正しい情報を身につけておきましょう。浮気に悩んだら、信頼できる探偵や興信所を活用することをおすすめします。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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