探偵で人探し調査依頼すると料金はどのくらいかかる?安くする方法も

行方不明になった家族や親族を探したり、今どこにいるのか分からない知人やお金を貸したまま行方をくらませた相手などを探したりするのが、探偵の人探し調査です。探偵のイメージとして強いこの調査は、「依頼できるのは知っている」と知識がある方も多いのではないでしょうか。
では、人探し調査を依頼すると料金がどの程度かかるかをご存じですか?今回は探偵の人探し調査について、料金の仕組みや費用を安く抑える方法をご紹介します。
探偵の人探し調査とは

名前の通り、人探し調査とは調査対象者の所在地を突き止め、そこにいることを証明する調査です。尋ね人や行方不明になった人、家出した家族などの痕跡をたどり居場所を判明させ、依頼人に報告します。
人探し調査を依頼するケースは、「家出してどこにいるのか分からなくなった家族がどう過ごしているかを知りたい」や「お金を貸したまま行方不明になった相手に、借金を返してもらいたい」などが考えられます。探偵は残された調査対象者の証拠やパーソナルデータ、周辺の人間から聞き込みを行ったり近辺を捜索したりして、居場所を突き止めます。
探偵の人探し調査、料金はどのくらいかかる?

人探し調査の料金は実は安いものだと十万円以下、高いと100万円以上と差が大きいです。そのため、「だいたい〇万円かかる」と料金相場を明示できません。調査の難易度や目的、調べてみて情報がうまく出てくるかどうかなどにもかかわるので、極端に言うと「人それぞれ人探し調査の料金は異なる」が答えとなります。
なぜ料金に差が出てくるのかというと、人探し調査前の情報が関わってきます。調査対象者の名前が分かっていて大体どこにいるかも予想がついている、そんな時は調査は数日で終わりますし比例して調査料金は安く収まる傾向にあります。
反対に調査対象者が長く行方をくらましていて、証拠も少なく情報がないのであれば、人探し調査は一からはじめないといけません。調査期間は長く、より難しい調査が求められますよね。すると、料金は高くなるのです。
人探し調査の料金が高くなるケース
では、具体的に人探し調査の料金が高くなるケースを説明していきましょう。料金は
・調査期間が長くなる
・調査内容が難しくなる
と、高くなっていきます。
調査期間が長くなる
事前の情報がなければ、まずは調査対象者がどこにいるかのめぼしを付けなくてはなりません。対象者にたどり着く前に、人間関係を洗って以前は何をしていたのか、どんな場所に行きそうなのかを一から調べます。
すると調査期間は長くなり、料金もかさむと考えられるでしょう。
事前の情報があったとしても、調査してみると痕跡を隠すのに長けていて、証拠が見つからなければ調査期間は長くなります。いずれの場合も調査料金の見積もり段階でおよその期間を探偵側が教えてくれるので、参考にしながら調査依頼するようにしましょう。
調査内容が難しくなる
難易度の高い調査の場合、必然と期間が長くなるため料金が高くなることが考えられますよね。その他、調査員の人数がより必要な難しい人探し調査も当然料金は高くなるでしょう。
こちらも難易度を決めるのは事前の情報です。後ほど詳しくご紹介しますが、人探し調査を依頼する前にご自身が知っている情報は小さなことでも整理して探偵側にわたすようにしておきましょう。
人探し調査の料金が安くなるケース

次は人探し調査の料金が安くなるケースです。高くなる場合の真逆を行けば良いので想像しやすいかと思いますが、一度見ていきましょう。
調査期間が短い
事前に調査対象者がどこにいるのかは分かっていて、詳しい所在地だけ知りたい場合は調査もすぐに終わります。情報がたくさんあるほど、人探しはスムーズに進むのです。
短いと調査料金は比較的安くなるでしょう。ただ、調べてみないと分からない点も多いので、一概に「数日だけ調査する」と初めから区切るのはおすすめできません。自分の目的が果たされるよう、注意しておいてください。
調査内容が比較的簡単
調査対象者の居所が分からないにしろ、学生だったり勤務先の目途が立っていたりする時は行動パターンが読みやすいです。また、SNSアカウントは知っているという場合でも、探偵や興信所が独自の目線で「リアルな投稿」から居場所を割り出してくれることはあります。
調査の目的が簡単に果たせそうであれば、やはり料金は安くなります。これも一概には言えず、「調査したら偶然大きな証拠が見つかり、あっけなく調査が終わった」ケースもありえるでしょう。
料金を安く抑えるためには

人探し調査の料金が高いほど精度の高い調査が得られるわけではありませんが、できるなら料金はリーズナブルに抑えたいですよね。人探し調査の料金を安くできる可能性のあるポイントを見ていきましょう。
事前に情報収集しておく
人探し調査に必要な情報は以下の通りです。
・調査したい人の名前や職業、年齢、顔写真など
・いなくなった当日の状況、服装
・心当たりのある場所や行きたいと言っていた場所など
・職場や職場での人間関係
・知人関係
・車などを持ち出している場合、その種類と特徴、ナンバーなど
・自宅に残されているもの、日記やメモなど
集めやすそうなものをピックアップしましたが、これ以外でもどんな小さな情報でも構いません。これらは探偵にとって分かりやすいようまとめておき、相談の際に持参すると良いでしょう。
調査内容に合った料金設定の探偵を選ぶ
探偵・興信所の人探し調査は、各会社で料金がさまざまです。これには調査できる日数が決まっていたり成功報酬型と言って「最初に着手金、見つかれば報酬を追加する」といった料金プランだったりするために差が出ます。
調査がもともと簡単で日にちもかかりそうにないのなら、稼働した分だけ料金を支払うシステムの探偵がお得に利用できるでしょう。反対にどのくらい調査が必要か分からない場合は、成功報酬だともし「見つからなかった時」には予算を安く抑えられます。
料金の仕組みは各社でさまざまで、また同じ調査内容だったとしても料金に差がでることもしばしばです。まずは料金の見積もりを複数社で行い、比較したうえで自分に合う探偵を選ぶと良いでしょう。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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