浮気調査を依頼するべき?家庭内で分かる浮気の兆候とは
配偶者の浮気・不貞行為。裏切られた気持ちで悲しく、怒りが沸く上に不貞行為は離婚や慰謝料請求ができる事由となっています。「もしかして間違いかも」と見過ごしたくなる気持ちも分かりますが、今後のためにも事実をはっきりさせておきましょう。
今回は浮気の有無が分かる「浮気調査」とは何か、また浮気調査を検討した時にチェックしておきたい配偶者の行動をご紹介します。一人で悩んでいた方は、この記事を参考に今後の行動を決めてみてください。
そもそも浮気調査とは?
浮気調査とは、文字通り浮気を調べるものです。配偶者が浮気=肉体関係の伴う異性との付き合いをしていると、それは「不貞」となり民法上の不法行為にあたります。不貞はこれを理由に離婚・慰謝料請求が可能。
ですが、浮気をしている「かもしれない」人づてに浮気していると「聞いただけ」では、相手に言い逃れの余地を与えてしまいます。相手が浮気を認めていても、いざ離婚や慰謝料請求の段階に来ると「浮気をしていない!」と意見を変えることはよくあるのです。
これを防ぐために、浮気調査で浮気の確実な証拠を掴みます。
浮気調査で分かること
浮気調査では、
・浮気の有無
・浮気の回数
・浮気相手の情報
などが分かります。浮気の事実だけでなく、浮気をいつ・どこで・どんな頻度でしたのか、まで調べられるでしょう。
なぜ詳しく調べるのかというと、浮気は状況や頻度によって請求できる慰謝料額が異なります。極端に言うと浮気調査をしなくても、配偶者が浮気を認めてこちらの要求を受け入れてくれれば問題は解決できるでしょう。しかし、実際には教えてもらった以上の年月を浮気相手との交際に使っていたり、浮気相手本人の情報がなかったりすれば、正しく慰謝料請求ができないのです。
浮気調査では事実を明らかにするだけでなく、浮気の状況まで調べられるため調停や裁判、示談の際に活用できます。
浮気調査にかかる料金とは
調査料金は探偵・興信所によって異なります。料金体系から各営業所で違ってくるため、一概に料金は「○万円」と言い切れません。ですが、どんな料金設定であろうと調査が長引き、調査範囲が広く難易度が高ければ、高額になる傾向にあります。
インターネットで調べてみただけでも、数万円から100万円を超えるものまでさまざま。一つ言えるのは、料金は決して安くありません。中には「弁護士費用の2倍程度」とも言われているようです。
妻や夫の行動が怪しい?浮気の兆候を見逃さないための注意点
浮気は家庭内の信頼を壊す重大な問題です。もし、パートナーの行動に違和感を感じたら、それが浮気の兆候である可能性もあります。早期に浮気を発見し、対応するためには、日常生活の中でどのような変化に注意すべきかを知っておくことが重要です。
今回は、浮気の兆候に気づくためのポイントをいくつかご紹介します。これらのサインが見られた場合、専門家に相談することも視野に入れておきましょう。
浮気の兆候を見抜くための3つのポイント
浮気の兆候は、日常生活の中にさりげなく現れます。見逃さないためには、以下の3つのポイントに注意してください。
1. パートナーの行動パターンの変化
普段の生活リズムが急に変わったり、今までになかった行動が見られるようになった場合、それは浮気の兆候かもしれません。例えば、突然の残業や休日出勤、頻繁な外出などが増えた場合は注意が必要です。
2. コミュニケーションの変化
以前は頻繁に会話していたのに、急に口数が少なくなったり、話しかけてもそっけない態度を取られるようになった場合も、浮気の兆候と考えられます。特に、プライベートな話題に対して反応が薄い場合は要注意です。
3. 外見へのこだわりの変化
浮気相手に良い印象を与えたいという気持ちから、突然外見にこだわり始めるケースもあります。急におしゃれになったり、身だしなみに気を使い始めた場合も浮気の可能性が考えられます。
どうすればいい?浮気の兆候を見つけた後の対策
浮気の兆候を見つけた場合、まずは冷静に対応することが重要です。感情的にならずに、証拠を集めることが後の行動を決める上で有利になります。
1. 証拠を確保する
浮気の兆候を感じたら、すぐに行動するのではなく、まずは証拠を集めましょう。メールやSNSの履歴、浮気相手との会話の録音など、法的に認められる証拠を確保することが大切です。
2. 専門家に相談する
浮気の疑いが確信に変わった場合、一人で抱え込まず、専門家に相談することをおすすめします。弁護士や探偵など、専門の知識を持つプロに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。
3. 冷静に今後の対応を考える
浮気が発覚した場合、感情的に反応することは避け、冷静に今後の対応を考えましょう。離婚や慰謝料の請求など、法的手続きが必要になる場合もありますので、専門家の意見を参考にして行動することが大切です。
浮気調査を頼むべき相手の「浮気の兆候」とは
高い料金を支払ってでも、浮気の証拠にはその分価値があります。しかし、調査料金がかかるからには浮気の証拠はぜひ手に入れたいですよね。
そこで、浮気調査をするべきかどうか迷っている方に、浮気をしている方の特徴をご紹介します。当てはまることが多ければ、浮気調査を検討してもよいかもしれません。
残業や休日出勤が増えた
浮気をするには、相手と会う時間を家族に内緒で作らなくてはなりません。必ず口実は必要ですし、ウソはバレにくいものが望ましいでしょう。
多くの浮気をする方が使うのは、残業や休日出勤です。最近では在宅勤務も増えているため、「仕事に集中したいからカフェに行ってくる、ホテルに宿泊する」「週に2日だけオフィスに行かなくてはならない」とありえそうな口実を使って堂々と浮気する方もいます。
もちろん本当に仕事で忙しくする方もいますが、最近怪しい行動とともに仕事する時間が増えていないでしょうか。仕事を理由に外泊して家を空けるのも、怪しいと言えます。
趣味などで休日に留守しがち
休日に友人と遊びに行く、趣味や習い事があるといって留守にしがちなのも要チェックです。毎週のように留守にしている場合は、定期的に浮気相手と会っている可能性もあります。
現在だと感染症予防のために外出自粛が続いていますが、「そんな中でもリフレッシュのために」と口実を作れば家族に怪しまれません。少しでも「浮気しているのかも?」と思ったら、配偶者が出かけた日にちと時間帯をメモに残しておきましょう。
服装や髪型を気にするようになった
浮気相手との新しい恋愛に夢中になる方は、相手の好みに合わせたり自分をより魅力的に見てもらいたいと思ったりするため、外見にこれまでよりもこだわります。若い方と浮気しているのであれば、服装や髪型は若ぶりになるでしょう。
また、女性の場合は下着を新調する方も多いです。いつの間にか下着など、普段こだわらないところが派手になっているという気づきがあれば、注意しておくのに越したことはありません。
スマホを操作する時間が長い、勝手に触ると怒り出す
浮気相手とやり取りするスマホは、家族に見られると困るため浮気中の方は常に手元に置いています。浴室やトイレに持ち込むことも多々見られ、通話の際は家族がいる空間から席を外すでしょう。最近になってやたらとスマホ操作する時間が長いな、と感じたら、もしかすると浮気相手とやり取りしているのかもしれません。
中には子供が勝手にスマホを操作したり、こちらが「少し貸して」と言うと怒り始めたりすることも。スマホを隠したい、中には見られてはならないものがある現れなので、チェックしておいてください。
前触れもなく突然離婚を切り出された
浮気に夢中になる方だと、離婚をして浮気相手と再婚を望むこともあります。その場合浮気が原因で離婚となると、慰謝料の支払いなどで不利な状況になるので、「家庭に問題があった」として離婚を先に切り出すケースも珍しくありません。
ただ、離婚を切り出す前に浮気の予兆があったかどうか、一度振りかえって考えてみましょう。もし心当たりがあれば、離婚に慌てて応じることなくプロに浮気調査を依頼することをおすすめします。
まとめ
どんなに仲が良く長く一緒にいる夫婦でも、瞬間的に「浮気かも?」と疑うことは多々あります。浮気を否定し、なかったことにする方も多いですが、あまりにも怪しいのであれば浮気調査を上手に活用していきましょう。
浮気調査は最初から契約を進めるのではなく、まずは相談から始まります。気になる点があれば実際の興信所・探偵に問い合わせてみるのもおすすめですよ。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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