自分が妊娠中に浮気をされた!どう対応する?対策法のまとめ

いつの時代もなくならない夫婦間の浮気。長い間夫婦関係を続けていると、特に「浮気が心配」という時期がやってきます。その一つが妻の妊娠中。とはいえ、妊娠中に配偶者の浮気を調べたり、今後の関係を考えなおしたりするのは大変です。そこで今回は妊娠中に浮気が発覚したら、できる対策法を解説します。万が一に備えたい方や、今浮気を疑っていてどうにも行動できないと悩んでいる方は参考にしてみてください。
「妻が妊娠中の浮気」可能性は高い!浮気が増える理由

夫婦の浮気は極端に言うと、どの夫婦にも可能性はゼロではありません。また家庭の状況によって浮気が起こる可能性が高い時期があり、
・長い間セックスレスなど、夫婦が不仲の場合
・夫婦が別々に暮らしている場合
・妻が妊娠中の場合
などが挙げられます。この中にもある妊娠中の浮気は可能性が高いもの。その理由をまずは考えていきましょう。
性交渉ができない時期があるから
妊娠が判明してから妊娠初期と、妊娠後期は性交渉ができません。その分夫婦間のスキンシップも減り、浮気に走る方も中にはいます。とはいえ、妊娠後期や初期は特にパートナーのサポートが欲しい時期ですよね。大切なときに浮気をされると、その後ずっと許せないという方もほとんどです。
妊娠を浮気の理由にされる前に、夫婦のコミュニケーションを大切にして、日常的な不満などをためないように暮らすことがポイントです。
妊娠によって夫婦喧嘩が増えることも
妊娠中はマイナートラブルが増え、ホルモンバランスも乱れるなど、女性は情緒が安定しにくいです。その結果相手のささいなところが気になり、攻撃的になるケースもみられるでしょう。こちらも、だからといって浮気をしてよいわけではありません。ただ妊娠によって夫婦間の関係がぎくしゃくし、喧嘩が増えて浮気になるパターンもよくあるため注意が必要です。
里帰り出産で夫婦が別々になるから
現在は感染病拡大の影響もあり、里帰り出産をする方は減少傾向です。とはいえ、出産後のサポートを受けるために実家へ戻る方もいるでしょう。長いと数か月と家を留守にすることがあるため、仕事をしているパートナーは自宅に残るケースがほとんどです。
すると夫婦が別々で暮らすようになり、家族の目も届かないので浮気する方が増えます。妻の里帰り出産中に自宅に浮気相手を連れ込んでいるというパターンも目立ち、発覚すると夫婦の仲が取り戻せない事態に陥ることもしばしばです。
妊娠中の浮気は本当に増えるのか?統計と実情から見る浮気率
妊娠中に浮気されるケースは、一般的に知られている以上に多く存在します。統計データや実際の経験者の声をもとに、妊娠中における浮気の実情を考察し、なぜ妊娠中に浮気が増えるのかを分析します。こうしたデータを理解することで、妊娠中の浮気問題を冷静に受け止め、対策を講じる手助けとなるでしょう。
妊娠中に浮気率が上昇する理由とは?
統計によると、妊娠中に夫が浮気をする可能性は、一般的な時期よりも高い傾向があります。その主な理由には、妊娠中の夫婦間の物理的・心理的な距離が挙げられます。身体的な接触が減ることに加えて、妻が妊娠に集中するため、夫が寂しさを感じることが一因とされています。また、妻が妊娠に伴いホルモンバランスが乱れやすくなるため、夫婦間のコミュニケーションが崩れやすいことも、浮気の要因となることがあります。
浮気に至る前にできる予防策
浮気を予防するためには、妊娠中に夫婦が適切なコミュニケーションを維持することが重要です。例えば、夫が妊娠や出産に関わる知識を深めたり、妻が感じる不安や負担を理解しようとする姿勢が浮気の予防につながります。浮気は突然始まるものではなく、日々の小さな不満が積み重なることで発生することが多いため、早期の対策が効果的です。
妊娠中に浮気を疑ったら確認すべきポイント
妊娠中に夫の浮気を疑った場合、どのように確認すればよいのか、冷静に対応することが重要です。まずは、夫の行動や態度の変化に注目し、浮気の兆候を把握することが必要です。ここでは、妊娠中に浮気を疑った際に確認すべき具体的なポイントを紹介します。
突然の外出や残業が増えた場合
妊娠中に夫の外出や残業が急に増えた場合、浮気を疑う一つのサインとなります。特に、仕事での予定が曖昧であったり、説明が不明瞭な場合には注意が必要です。夫が残業や出張を口実にして浮気相手と会っている可能性もあります。これまでになかった頻度で外出が増えた場合には、その理由を慎重に確認することが大切です。
スマホやSNSの使用パターンが変わった場合
スマホの使用方法が以前と異なってきた場合も、浮気の兆候かもしれません。たとえば、突然スマホにロックをかけ始めたり、電話やメッセージの受信時に焦ったりする姿勢が見られる場合、浮気相手とのやり取りを隠している可能性があります。また、SNSの使用が増えたり、スマホを手放さなくなった場合には、その行動を注意深く観察しましょう。
妊娠中の浮気、すぐ離婚するべき?

妊娠は一人でできるものではありません。妊娠中は身体的にも精神的にも女性に負担が多く、特に配偶者のサポートが必要な時期です。そのさなかに浮気をされるとカッとなり、「すぐに離婚したい」と思う方も多いでしょう。
では妊娠中の浮気はすぐに離婚するべきなのでしょうか。ここからは「浮気の時効」と「妊娠中・出産後の家庭環境」を加味して、浮気を許すかどうかを考えていきます。
浮気には時効がある
浮気はある程度の時間が経過すると、「浮気を容認した状態が継続している」と法的にみなされ、慰謝料請求ができなくなります。時効の考え方には以下の2種類があります。
・浮気の事実(浮気の有無、浮気相手の名前など)を知った時から3年間…消失時効
・浮気が始まってから20年間…排斥期間
このうち短い方が慰謝料請求の時効とされますが、「排斥期間」は令和2年3月31日に廃止されています。これ以前の浮気に関しては20年間の排斥期間が適応されますが、今現在の浮気には20年間の排斥期間はないと考えておきましょう。
では気になるのが消失時効ですよね。消失時効が始まるのは「浮気の事実」を知ってからです。この事実は浮気の疑い段階ではなく、浮気相手の名前や本人から浮気の自白を受けたなど、明確に浮気を確認するまではスタートしません。
考えられるケースとして、パートナーから浮気の事実を知らされ、浮気相手の名前も同時に知らされた場合。これは浮気の事実を知ったわけですから、消失時効が適応されると考えられるでしょう。ほかにも浮気調査を探偵に依頼し、調査報告書から浮気が分かった場合も消失時効はカウントスタートします。
まだ疑いの段階であれば浮気の時効は発生しません。よって、慌てて離婚や慰謝料請求を進める必要もないので、じっくり今後を考えた上で行動することをおすすめします。
「即離婚」は実は危ない
浮気が分かったため、「もうこの人とは一緒に暮らせない」と離婚の話を進めたくなりますが、妊娠中であれば出産後の生活や経済状況を考えておく必要があります。出産後は元の夫婦だけの生活とは異なり、子どもの養育費や育児環境を整えることを優先するべきだからです。
もし離婚によって経済的に貧困になる場合や、どうしてもパートナーの協力が必要なら、まずは関係再構築を考えてみてもよいかもしれません。慰謝料請求は例え離婚をしなくても浮気相手と配偶者に対して要求可能で、浮気相手と接触できるのであれば相手と「今後浮気をしない」などの条件を課す誓約書を交わせます。
妊娠中の浮気が多い実情がありますが、産後は育児が大変になり、何より母体はゆっくり休める必要があります。浮気の時効があるとはいってもすぐ成立するわけではないため、一度冷静に夫婦で話し合い、自分と子どもにとってよりよい選択をしていきましょう。
妊娠中に浮気の証拠、どう集める?

浮気は慰謝料請求の対象であり、浮気を相手に認めてもらうことから問題は解決します。しかし、浮気を疑っている段階では何も進展しません。ただ、妊娠中の浮気は調べるにも限りがあるためできる限り体の負担にならない程度で調査をすすめていきましょう。
まずは浮気の可能性を調べる
まずは、浮気の可能性が高いかどうかを調べましょう。のちほど説明しますが、ここでは「可能性があるかどうか」を確かめる程度で構いません。慰謝料請求もできるきちんとした浮気の証拠は持っておくと有利に話し合いを進めることができますが、自分だけで集めるには相当な時間と労力が必要です。
特に妊娠中は自分の体とお腹の赤ちゃんが最優先。無理をせず、相手の行動を静かに見守る程度に抑えておきましょう。
スマホの扱い方をチェック
浮気をしている方は、浮気相手とやり取りをするためスマホを肌身離さず持っています。浴室やトイレにまでスマホを持ち込んでいたり、着信があれば家の外に出たりといった行動はやや怪しいと言えるでしょう。
また、これまでスマホのセキュリティロックを設定していなかったのにいつのまにかロックがかかっていたり、画面を伏せて置く仕草が見られたりとスマホを隠している仕草が目立つと要注意です。
里帰り中の様子をチェック
里帰り出産をするからといって、すべての場合で浮気の可能性が高くなるわけではありません。そもそも事前に浮気を疑っているのであれば、帰省中にこまめに連絡を取ることをおすすめします。
このとき、浮気をしているかどうかを探る程度にしておき、実際に問い詰めるなどはやめておきましょう。証拠もそろっていないうちに浮気を尋ねると、相手が不審に思って浮気を隠したり浮気相手と結託してむしろ浮気関係を増長させたりします。
深く調べるのはNG!あくまで可能性を探るだけ
以上のように、ある程度浮気の可能性があるかどうかだけをチェックして、深入りして調査するのはNGです。慰謝料を請求できるレベルの証拠、話し合いの材料になる証拠というのは「浮気相手と外泊している写真や映像」「不貞行為が認められる、もしくは示唆している証拠」と、個人でそろえるには難しいものばかり。自分でも調べられないことはありませんが、妊娠中で不自由な中証拠を集めるのは限りなく不可能に近いです。
繰り返しになりますがまずは自分の体調を優先させて、調査はこれからご紹介するように探偵などプロに任せる方が、確実でその後にも活用できます。
探偵に調査を依頼する
妊娠中に浮気の証拠を集めるなら、探偵に依頼することをおすすめします。浮気の証拠集めの目的は人によってさまざま。「浮気の有無だけ知りたい」というニーズから「浮気が分かれば離婚したい」「調停や裁判で提示できる証拠が欲しい」までいろいろ考えられますよね。
探偵の浮気調査は、このような公的な場でも提示できる立派な証拠を入手できます。
面談できなければメールや電話を使う
依頼の前に大切なのが、探偵との相談や面談で相性を見極めることです。実際に探偵事務所に足を運び選ぶ方がほとんどですが、妊娠中だとなかなか外出できることも少ないでしょう。
現在は外出自粛の影響もあり、各探偵ではリモートで相談できたり電話やメールで質問などを受け付けていたりします。こうしたサービスを利用して、自分に負担のない程度で自分に合った探偵・興信所を選びましょう。ほとんどの探偵では相談や見積もりの段階では無料です。
依頼は育児が落ち着いた段階でOK
先ほど浮気の慰謝料請求で説明しましたが、時効はそもそも浮気が発覚した時点から3年間もあるため、探偵の依頼を急ぐ必要はありません。とはいえ浮気の可能性が高い行動をパートナーが繰り返していたり、浮気をしているそぶりを隠さなかったりすれば早めに行動した方がよいでしょう。
気にしておきたいのは、出産前に探偵に依頼すると調査報告の受け取りと出産が重なることです。せっかく証拠がそろっているのに出産により浮気が後回しになる可能性もあるので、依頼は産後育児が落ち着いた段階にしておくのもひとつの手段。もし気になるようであれば、出産前の時間があるときに集中的に調査を行い、問題解決するのもよいでしょう。
浮気調査のメリットとは?

浮気調査は料金がかかりますが、その分メリットもたくさんありますこ。
正しく慰謝料請求ができる
浮気の状況が把握できるため、正しい慰謝料請求ができます。慰謝料請求は浮気の状況によってその金額が異なりますが、例えば浮気相手が配偶者との子どもを妊娠しているなどが分かれば、妻であるあなたの精神的苦痛は大きいとされより慰謝料額は増えます。
こうした状況の酌量は浮気をしている以上の情報を入手していることで、初めてわかるもの。「正しい金額を慰謝料として支払ってもらいたい」と思うのであれば、浮気調査をおすすめします。
自分が有利な状況になる
妊娠中の浮気は調べるとしてもなかなかうまく行動できず、かといって浮気を問い詰め離婚の話をしようとしても、その後の生活がネックとなり話が進まないケースも多いです。ですが、探偵の浮気調査なら自分が動いて調べるわけではないため、体の負担も少なく効率的に行動できます。
浮気をしたパートナーにまれにみられることですが、浮気相手との関係に夢中になるあまり、「妊娠中の不仲を理由に離婚したい」と言い出すこともあるでしょう。その場合も、浮気が分かっていれば相手は有責配偶者となり、離婚を相手から申し出たとしてもそれにこたえる必要がなくなります。
自分にとって有利な状況を作れるという点も、浮気調査をするメリットでしょう。
リスクが少ない、今後の話し合いにも使える
自分で配偶者の浮気を調べると、相手にバレる可能性も高く手段によってはこちらの立場が悪くなることもあります。例えば無理にスマホのロックを解除したり、知識がないまま浮気防止アプリを不正に使ったりすると、相手の浮気を問う前に法に触れる可能性もあるのです。このため、探偵に調査を依頼するとリスクがなく安全に証拠を集められるでしょう。
探偵が使う手法は「尾行」「聞き込み」「張り込み」の3つです。これらは素人には真似できない技術や経験に基づいて行われており、違法性はありません。また、証拠は慰謝料請求や調停・裁判の場で提示するだけでなく、示談の材料にもできるため「慰謝料請求はしないけれど関係の再構築について話し合いたい」という目的でも浮気調査のメリットは十分にあります。
まとめ
妊娠中に浮気が分かると、相手に対して怒りの感情が湧きやすくそのあとどうしてよいのかわからず混乱する方は多いです。重要なのは慎重に今後のために行動していくことです。浮気の問題は妊娠中にかかわらず、プロや周囲に頼って解決していく方がよいでしょう。妊娠中であればそれ以上に体とお腹の子どもを優先させ、探偵調査などを頼ってみてくださいね。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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