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探偵コラム

指紋や筆跡、DNA鑑定が興信所でできる!

指紋や筆跡、DNAを調べるのは警察の鑑識の仕事というイメージがあります。

ですが、興信所に依頼してもこれらの鑑定をやってもらえるのです!

でも、誰が?何のために?という疑問も出てきますね。

実は困った時にとっても役立つ「鑑定」。今回は興信所でできる鑑定について、お伝えしていきます。

興信所でできる「指紋鑑定」

指紋鑑定は、窃盗事件などを調査する際に依頼されることが多いようです。それ以外にも、いたずらやストーキングの調査に使用されることもあります。

指紋鑑定のやり方は簡単です。「自宅や店舗に置いていたお金がなくなった」「大切にしていた物が忽然と消えてしまった」という場合には、まず警察を呼ぶのがベストです。ただし、興信所もあなたの手助けをしてくれます。

犯人に心当たりがある場合は、興信所のやる調査も明確です。「警察沙汰にはしたくないが、その人が本当に窃盗を行ったのかは知りたい」という時にはとても役立つでしょう。

まず興信所の調査員は現場の指紋を採取します。また、犯人と疑わしき人物の指紋を確保します。依頼人から提供してもらうこともあります。

指紋が出やすいものといえばガラスです。ガラスのコップなどがもっともイメージしやすいですね。親しい関係ならば、自宅で飲み物を出した時に簡単に確保できそうです。また、クリアファイルやつるっとした素材の上質紙からも指紋は比較的うまく取ることができます。

ただし、指紋は一定期間を過ぎると検出しにくくなります。ガラスにきれいに残っていた指紋も、時間が経つとともに検出しにくくなりますので、鑑定を希望するならできるだけ早く動き出す必要があります。

興信所は採取した指紋をそれぞれ比べ、事件の犯人が本当にその人物なのかどうかを判断し、報告します。

興信所でできる「筆跡鑑定」

筆跡鑑定は文字のとめ・はね・はらいの書き方以外にも、その人にしか見られない特徴を観察しながら鑑定を行います。なお、筆跡鑑定が行われるのは遺言書や契約書といったものがメインになります。

たとえば遺産をめぐって遺族の間で意見の相違が発生した場合、遺言書を記したのが本当に亡くなった人物なのかを鑑定するのです。また契約書についても、本当にその人物がサインしたのかを鑑定で確かめることができます。

こちらも、偽物の遺言書や契約書を記した人物に心当たりがあるならば、その人物の書いたメモや手紙を興信所に提出します。そして興信所はそれをもとに鑑定を行います。

ただし、一文字だけのメモや読むことができないほどのなぐり書きだった場合には、鑑定は不可能でしょう。

筆跡鑑定はこれ以外のケースにも行われます。

たとえばストーカーからの手紙の鑑定や、近隣トラブルによる嫌がらせの手紙の鑑定などです。

こちらは犯人の特定をするための鑑定になりますので、犯人がある程度絞り込まれている必要があります。怪しい人物が自分のストーカーなのか、自宅や家にいたずらをしているのかどうかを調べるのには役立ちますが、全く知らない人物が犯人だった場合には、筆跡鑑定で犯人を特定することはできません。

ストーキングや近隣トラブルの犯人が誰かまったくわからない場合には、張り込み調査を行って犯人を特定することをおすすめします。

興信所でできる「DNA鑑定」

もうひとつ、最近になって興信所が請け負うようになった鑑定があります。それがDNA鑑定です。こちらは離婚調査や浮気調査を依頼する際に、セットで行われることが多いようですね。

DNA調査を依頼するのは男性がほとんどです。「生まれてきた子供が自分と全く似ていない」「妻が妊娠した時期に違和感がある」と思い、妻の浮気を疑っているというパターンです。

DNA鑑定では、自分が家族と血縁関係があるのかどうかを簡単に調べることができます。

不倫調査の場合には尾行や張り込みなどの手法を使って証拠を集めます。しかし、DNA鑑定では親子関係が認められないことが鑑定書という形で明確になりますので、それだけではっきりとした不貞の証拠になります。

ちなみに、DNA鑑定をする際に最も気をつけておきたいことが、パートナーとの関係性です。

「DNA鑑定をしたい」と切り出されて喜ぶ女性はほとんどいません。もちろん、不倫をしていてその相手の子供を夫の子供として偽って出産したという女性だったならば、鑑定してほしくないと思うのは当然のことです。ただし、不倫の事実が存在しなかった場合、女性は深く傷付きます。

自分のことを信頼してくれていないのかと怒り出す女性、深くショックを受けてしまう女性、反応はさまざまでしょう。

なんとか妻を説得してDNA鑑定を行って、依頼人と子供に親子関係があると判明した場合、夫婦の関係性は非常に悪いものになります。

不倫なんてなかったとしても、DNA鑑定をきっかけに離婚問題に発展するかもしれません。そのため、DNA鑑定を行う時には慎重に行う必要があります。「とりあえずDNA鑑定をしてみたい」ということであれば、妻にバレないようにこっそりやることをおすすめします。

なおDNA鑑定の結果を受け取る時に家族にバレないように気をつけましょう。奥さんに手紙やダイレクトメールの処分を頼んでいる場合には、先に開封されないように注意しましょう。また、鑑定書を家の中に放置し、家族に見られないように気を付けてください。

DNA鑑定は、親が息子や娘と血縁関係を調べるために行うためのものではありません。たとえば「自分は両親と似ていない気がするが、本当にこの家の子供なんだろうか?」と悩んでいる子供からの鑑定依頼も受け付けています。

また、親が亡くなって遺産相続の相談をしている時に隠し子が出現した場合、両親とその隠し子を名乗る人物との間に血縁関係があるのか、DNA鑑定で確認することができます。

DNA鑑定は誤った結果が出ることはほぼありませんが、できるならば信頼できるところに依頼したいですよね。そのためにも、興信所に依頼する時には、本当に信頼できるような実績のあるところなのか、しっかり確認しましょう。

まとめ

最近の興信所では、今まで考えられなかったような複雑な鑑定も引き受けられるようになりました。ですが、鑑定を引き受けてくれる興信所もあれば、専門外だとするところもあります。

鑑定を希望される方は、引き受けてもらえるのかどうかを事前に確認してから依頼するようにしましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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