元カレ・元カノ、初恋の人 興信所で探すことができる?
別れてしまった元恋人に会いたいけれど居場所がわからない。
初恋の人にもう一度会ってみたい。
このようなことを考えていても、現実の行動に移すのは難しいものです。相手が結婚で名字が変わってしまった、または引っ越しをして住所不明になっているという場合には、個人でそれを追いかけるのは難しいですよね。素人が人探しをするにしても限界があります。
そんな時に役立つのが興信所です。
今回は、別れた元恋人や初恋の人を探したいという人探しの依頼を興信所がどうやって調査しているのかをお教えします。
興信所に元恋人や初恋の人を探してもらえる?
そもそも興信所に元恋人や初恋の人を探す依頼をしても、引き受けてもらえるのでしょうか。
まず、人探しの依頼を受け付けている興信所であれば断られることはないでしょう。
ただし、浮気調査を専門にしているなど、人探しをしていない興信所には依頼を断られる可能性もあります。
また依頼者がストーカーを疑われるなど、依頼に違法性が感じられた場合には、やはり調査を断られるかもしれません。
また、興信所は元恋人や初恋の人がどこにいるのか調べるだけです。ターゲットとなる元恋人と依頼者を復縁させたり、すでに結婚している元恋人を別れさせたりという工作行為には関わりません。
「別れさせ屋」のような仕事を請け負う業者もいますが、法的にグレー、もしくは真っ黒な業者の可能性があります。このようなところには依頼しないほうがいいでしょう。
元恋人や初恋の人への調査は計画的に依頼しよう
元恋人を探したいと考えている人には理由がいろいろあると思います。
・別れの時にわだかまりがあり、それを解消したい。別れた時にひどいことをしてしまったので謝罪をしたい。
・まだ好きと言う気持ちが残っており、相手が許してくれるのならばまた交際したい。
・今、幸せに暮らしているのかを知りたい。
・興味本位で、現在何をしているのか、どんな相手と結婚したのかなど相手の現状を知りたい
これらの依頼には、興信所は真摯に向き合います。ただし、興信所は人探ししか担当しませんので、依頼者が元恋人と出会えるようにお膳立てをする、再会に同行するなどのサポートは行っていません。
また、興信所で人探しをするのも無料ではありません。費用はしっかりとかかります。
一度依頼すると調査の進み具合でキャンセルすることができない場合があります。
依頼する前に、お金を払ってまで本当にその人の現状を知りたいのかをよく考えてから興信所に依頼しましょう。
元恋人から嫌がらせ… どんなふうに調査してもらえる?
元恋人に会いたいというわけではなく、「嫌がらせをされているため、相手の住所や現在の職業、家庭の状況などを調べて警告したい」と願う依頼者の方もいます。
本来は警察に相談すべき案件ですが、あまりに相手の情報がなさすぎると警察にも相談しにくいもの。そんな時に、先に興信所に依頼して相手のことを調べてもらうのは得策です。
もしも、昔次付き合っていた相手からしつこく連絡が来て復縁を迫られていたり、つきまといを受けていたり、いわゆるストーカーのような行為が行われている場合には、その人物について興信所が調査を行います。興信所は依頼者の元恋人の住所や現在の勤務先、結婚しているのかどうかなどを細かく調べて依頼者に報告します。
なお、元恋人に嫌がらせをされているならば、その証拠は必ず保存しておきましょう。相手から気持ち悪いメッセージが届いたらすぐに削除してしまいたくなるかもしれませんが、そこはぐっと我慢です。届いたメッセージは保存しておいてプリントアウトしておき、嫌がらせ行為などは写真撮影して興信所や警察に見せられるようにしておきましょう。
なお「殺してやる」「今度顔を見たらブン殴ってやる」といった明らかな脅迫を受けた、実際に殴られる・蹴られるなどの暴力を受けた時には、興信所ではなく速やかに警察に相談しましょう。
あなたが女性の場合、弁護士を同伴して警察に相談するとよりスムーズに話が進むと思います。
元恋人や初恋の人を探す時に準備するものとは?
行方のわからない元恋人や初恋の人を探して欲しいという依頼をするならば、できるだけターゲットの情報を用意しておきましょう。覚えている範囲で渡せるだけの情報を伝えるのです。
調べて欲しい人の名前、出身大学、当時の勤務先、生年月日、住所などを渡せると興信所の助けになります。既に転職している、もしくは引っ越ししているという場合でも、当時の情報をとりあえず渡してみましょう。
また、顔写真もあれば渡して下さい。重要なヒントになります。写真は顔立ちがはっきり分かるものがいいでしょう。さらに、全体写真もあるとさらによいですね。
住所も名前もわからない元恋人を探せる?
元恋人の情報を何も持っていないという場合、どうしたらいいのでしょうか。
「住んでいるところを駅名までしか教えてくれなかった」「教えられていた名前が嘘のものだった」「聞いていた勤務先が偽物だった」など、相手があなたを騙していた場合、相手にたどり着く事は非常に難しくなります。
ですが、そんな時に役立つのがSNSです。相手がSNSを好んでよく利用している場合に限りますが、相手のSNSのアカウントがわかるのならば、大きな助けになるかもしれません。
FacebookやInstagram、Twitterへの投稿は、相手を特定するのに役立ちます。SNSに投稿された画像や文章から、相手の住んでいるところや勤務先などを絞り込むことができるからです。
相手の情報を特定できる確率は100パーセントというわけにはいきませんが、なんとしても元恋人を探し出したい時にはよいヒントになってくれます。
特定作業に時間はかかりますが、それだけヒントが隠されているのがSNSなのです。
昔になればなるほど人探しは難易度が上がる
人探しは昔に遡れば遡るほど難易度があります。1年前に別れた人を調べて欲しいというよりも、30年前に別れた恋人を探してほしいという依頼のほうが難しいのは当たり前のことです。
このような場合、相手がなかなか見つかりにくいだけでなく、探せば探すほど費用がかさみやすくなりますので、依頼する際には見積もりを必ずとり、どのくらいお金がかかるのかを確認しておきましょう。
外国人の元恋人を探すことはできる?
元恋人探しの依頼のなかには、外国人の恋人の居場所を探してほしいというものもあります。
外国生まれの元恋人が帰国してしまったけれど、今でも好きで忘れられない。まだ自分のことを好きでいてくれるのか、復縁のチャンスがあるのか知りたいという悩みは、やはり素人ではなかなか解決できませんよね。
興信所にとっても、実際に海外で人探しをするのは難易度が高い調査です。もしかしたら、依頼の時点で断られることもあるかもしれません。
しかし、外国での人探しを得意としている興信所も存在していますので、そういった専門性の高いところを探して依頼することをおすすめします。
まとめ
元恋人や初恋の人を探す時にも、興信所は役立ちます。時間が経てば経つほど相手を見つけるのが難しくなりますから、気になっている方はすぐに興信所に相談してみてください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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