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探偵コラム

裁判で必要とされる筆跡鑑定

筆跡鑑定と聞くと、テレビドラマ、特にサスペンス系の刑事ドラマなどを思い出しますね。
“鑑識”と呼ばれる専門家役の俳優さんが「筆跡鑑定の結果、犯人の筆跡と一致しました!」なんて、主役の刑事さんに伝えている姿が浮かんできます。
勿論、普段の生活には縁遠い“鑑定”も探偵興信所の取り扱う仕事の一つとなります。

そもそも筆跡の鑑定とはどんなものなのか?

「Aさんが書いた手紙だと言うが、ホントにAさんが書いたものなのか?」
「この手紙を書いたのは、Aさん?Bさん?Cさん?」
こんなシュチュエーションでご依頼が寄せられます。

「一見すればAさんの文字に見えるなぁ~」という感想ぐらいならば誰にでも言えるのですが、鑑定となるとそれだけでは当然いけません。
何の裏打ちもなく、「同一」と言っても裁判で受け入れられるはずもないのですから。

しかし、そもそも筆跡鑑定には100%一致と言う概念がありません。

それは他の鑑定、例えばDNA鑑定や指紋鑑定でも同様なのですが、そもそも鑑定というものに“100%はあり得ない”と言うのが科学の常識なのです。
筆跡鑑定はDNA鑑定や指紋鑑定よりも科学的に立証できない要素が多く含まれる為、鑑定書にも「類似」とか「同一性」という表現が使われる事がしばしばとなります。(DNA鑑定や指紋鑑定では“99.9%一致”と表現されたりします)

勿論、筆跡鑑定も科学的根拠のもと鑑定されます。

しかし“人間の成長”“環境の変化による文字体の変化”は必ずあり、その変化を全て科学的に解明し証明する事はできない為、他の鑑定の様に“99.9%一致”と言う表現を行う事ができません。その為、筆跡鑑定で一致を示す場合はパーセンテージで表現するのではなく、「AとBの文字は類似点が多く、同一人物により書かれたものと判断される」などの表現で締めくくられる事となります。

何となく頼りなげに思えるかも知れませんが、“類似点”を示す根拠は非常に細かく分類設定されています。

筆跡鑑定のやりかた

文字を解析するには文章や名前であっても一文字ずつに分解します。
その一文字を更に分解し、筆圧、文字の入、留め、はね、力点具合・・・etc、を顕微鏡解析の元、細かく精査します。
文字には特徴点と呼ばれる個人の癖の様なポイントが必ずあるので、特徴点となる文字の癖を収集します。
ここまでの作業をAさんの文字、Bさんの文字、Cさんの文字、全て同じく行い、各特徴点を比較精査し、特徴と特徴を照らし合わせて同一性について検証します。
また、この場合に書かれた文字が同じ文字であるか、書かれた時期が同じ時期であるか、なども検証に踏まえる重要なポイントとなります。
特徴点の類似が認められた場合、その類似傾向や類似数などを統計にてらし、最終的に同一性の証明に至る事ができるのです。

この様に文字の中の一点一点を細かく解体して分析する事で同一性を探る訳ですが、一つの特徴点が類似していても、文字としての同一性の証明にはなりません。
ではどの程度の数?一致していれば良いのか?
この研究、解析を積み重ねてきた先人達の統計学が、すなわち、筆跡鑑定の精度の根幹に他ならず、それを受け継いできた後継者たちが今なお積み重ねているものなのです。

では、筆跡鑑定を積み重ねて研究してきたのは誰なのか?

実際に文字の解析、鑑定を修行する場所はあるのでしょうか?特定の学校が存在する訳ではありませんし、巷に、筆跡鑑定士と言う職業もありふれてはいません。

勿論、大学の研究室や著名な研究家の方々は“文字”について専門分野を持たれているとは思いますが、あくまで実用的な“鑑定”という意味合いにおいてはその限りではないのではないでしょうか。

やはり、鑑定の分野において、現在も研究、探求している場所と言えば警察組織における科捜研をおいて他にはないのではないかと思います。捜査においては筆跡の解析は事件解明の有力な情報源である事は言うまでもありませんし、いくらネット社会、携帯スマホ社会で文字を書く事が少なくなったと言われる現代においても直筆の文字は存在しているからです。“必要は発明の母”と言います。まさに必要であるからこそ、精度を高めるべく、現在も研究され続けて、後継され続けているのだと思います。

裁判で使う鑑定書

裁判に使う鑑定書は如何なるものであっても“専門科”と認定されていなければ、ただの作文となってしまいます。筆跡鑑定書もまた然り、鑑定書を作成する鑑定士が如何に高額な機械を使い解析しようとも、新たな論調を込めて類似性を表現しようとも、積み重ねられた実績や統計にはなかなか叶うものではありません。

これまでのお話しからもお察しいただけるかも知れませんが、こと、筆跡鑑定の分野で“専門科”と呼べるのはやはり科捜研で修行をした者でなければならないのではないかと考えております。

そんな理由から、残念ながら総合探偵社に在籍している探偵、調査員では、鑑定のお仕事をこなす事はできません。(勿論、鑑定以外の調査能力は十分備えた調査員なのですが)

しかし、あらゆるニーズに対応する総合探偵社は科捜研出身の筆跡鑑定士とも提携があり、裁判に有効となる鑑定書作成をご提案する事ができます。

意外に筆跡鑑定のニーズは高いのですが、どこに連絡すれば良いかわからないと言う方が大勢いらっしゃいます。まずは総合探偵社にご相談されてみてはいかがでしょうか。

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